十勝 帯広市『三和土/さんわど』

十勝へ帰省して大樹町へ向かう前に、初訪問の手打ち蕎麦屋さんで昼食です。
店名の『三和土』は「たたき(土間のタタキ)」と読む筈ですが、お品書きには「さんわど」とルビが振られています。まぁ、それは他人様の事情なので横に置いて、お店のオネーさんへ「大もりと単品のかき揚げ」とコール。
店内を見渡すと懐かしのオーディオ機器からジャズが流れております。お〜、アンプはMcIntoshでスピーカーはALTEC A5、こりゃお金が掛かってますわ!(確か、インスタのフォロワーさんのポストで見た事がある風景である事を思い出しました)
 
蕎麦は大樹町の大石農産「海霧そば」ブランド。これを二八の中細麺で打っていて、シャッキリとした茹で上がりです。(私のマニアックな嗜好、ガッチリ系の硬目ではありませんが、これはこれで美味しい)
蕎麦ツユは中庸の塩梅で、「ツユには麺の三分の一ほどが最良」と言った、蘊蓄が面倒なヤツとは違いますのでご安心下さい。
かき揚げは見た目よりも大きく、一口大に割ってからツユへ浸してパクリ。カボチャとサツマイモ、そして玉ネギの甘味が良く出ていて、バクバク行ってしまいます。(ツユには天ぷらの旨味が、思惑通りに移って行きます)
さすがに蕎麦の大盛りは、アッツという間の完食とは行かず、かき揚げの合いの手を入れて、ジャズを楽しみながらの完食でした。
蕎麦湯は茹で汁で、これをささっと一杯頂いてお会計へ。
 
会計場所の脇にある、マッキントッシュなどのオーディオ製品を撮らせて頂く了解を貰い、喜び勇んでパチリパチリやってからのお帰りです。もし、夜営業ではジャズ喫茶の様に大音量で流しているのなら、また駆け付けたい!

ここの場所は、メイン通りから住宅地へ入った所にあって、良くある道路脇の幟が無く、チョット分かり難いので、初めての方はナビでご来店頂きたいです。

■大盛りと単品のかき揚げ蕎麦です。もり蕎麦だけでも小さなかき揚げが付くそうで、これはその事を勘案した大きさの様です

■かき揚げは白く粉を噴いた所があるので澱粉も混ぜているのでしょうか?焦げかかった箇所もあるのでサクサクっとした食感が好いです

■大樹町の大石農産「海霧そば」を使う手打ち蕎麦店が増えている様です。ここのは、中細の二八に仕上げています

■ここの蕎麦ツユは甘過ぎず辛過ぎずの中庸タイプ(これぐらいの塩分が中細麺には一番合います:個人的見解ですが…)

■珍しくも刻み海苔が別添えだったので、パリッとした海苔の所感を感じながら手繰り込めました(これは他店も真似して欲しいですね)

■野菜かき揚げを一口大に割って蕎麦ツユへドップリ浸すと、後で蕎麦湯を飲む時にその効果がハッキリと味あえます

■蕎麦湯は、蕎麦の茹で汁を使っています。さらっとしながらもかき揚げの油の旨味を感じて、これは行けます

■冷たい蕎麦のお品書きの中では、五目野菜蕎麦が気になります! ミニかき揚げ丼とのセットも良さ気です

■こちらは温かい蕎麦のお品書き。カレー南蛮には、最後にカレー汁へドボンするライスが付いているのは、お店の気遣いですかね!?

■私が座った対面式のカウンターで、障子を隔てて向こう側にも席があります(顔は見えませんが、会話がまる聞こえ…)

■右手に小上がり席、左手にテーブル席が見えます。(全部で22席ある様です))

■高級アンプやピックアップが並んだ左側にレジ、その奥が厨房になっています。いや〜、McIntoshのアンプが欲しい!

■ウン十年前に良くジャズ喫茶へ通っていた頃、このALTECのA5やA7から吐き出る轟音を聴いて楽しんでおりました…

■入口の左側に白抜きの店名の看板があり、筆頭に「駄そば屋」と書かれていますが、決して駄そばではありません!

■住宅街に突然現れる『三和土』の店舗。お車で来店の際は、店舗左側と店前で10台ほど駐められる様です

来店履歴

2019年12月01日
十勝 帯広市『三和土/さんわど』

店舗情報

店名 三和土/さんわど
電話番号 0155-48-1523
住所

帯広市西16条南32丁目6-5

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営業時間

11:00~14:30

定休日

月曜日 金曜日

駐車場

店舗前と横で10台分

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