お買物に行く途中でザクザク雪の轍に嵌って2WD車は敢え無く停止。ヘルプしたかったが、交通量が少なく、たまに横切る車を見ると高齢のおばちゃんだったりで、自力で30ほど分掛かって脱出した。。
体力を使い果たしてお腹がペコペコだって事と体が冷えているので温かいものをと、20分ほど走って『仙楽』へ辿り着いた。
おお、開店時間の11時30分ちょうどに駐車場へ到着すると、真っ白い暖簾が上がっていた。
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一番乗りで入店して四席しかないカウンターの端っこへ着席。
品数が多いお品書きの温かい蕎麦の方を注視して「ねぎたまごとじ」を田舎そばで注文。そして、お品書きの単品には載っていない「イカ天」の追加を打診すると「暇な時間なのでOKです」と受けてくれた。
注文を通した後すぐに数組のお客さんが入店して来たので、一番乗りだからこそ大好きなイカ天がゲットできてマジ嬉しかった。(二番手以下なら無理だった様だ…)
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ドンブリを覗くと蕎麦ツユ一面が溶き玉子に覆われている中に、細切りされた長ネギが混ざっている。フワフワ玉子をレンゲに載せて啜ると玉子好きとしては堪りませんわ。なので「とじそば」は、時折無性に食べたくなるんですよネ。
麺を引っ張り出すと、相変わらず「音威子府そば」と見まごうばかりの真っ黒な平打ち麺が顔を出した。(音威子府村の製麺所が閉じたので、今や北海道では食べられません。関東で二軒、意を継いで提供する蕎麦店があるそうです)
真っ黒麺は見た目よりもツルツルっとしているので、実に啜り易い。一般的な並粉のそば風味よりも、そばの実を殻ごと挽くのでどっしりとした感じかな。
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食べている途中で店員さんが済まなそうに「あの~、ほうれん草と刻み海苔を具材に入れるのを忘れていました」と小皿で持って来た。いやはや、それが最初からドンブリ載っていたら、写真の見映えが少しアップした筈なのだが仕方がないわ…
さてさて、追加した「イカ天」はヤッパリ裏切らなかったネ。先ずは何も付けないでパクついても旨かったが、蕎麦ツユにドボンして天ぷらの旨味を加えてやると、そちらにもコクが出て一気に完食に至りました。
当店は白い更科そばがメインですが、温かいメニューは珍しい黒っぽい田舎そばで楽しんで欲しいですネ。
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来店履歴
- 2024年03月02日
- 札幌市南区『仙楽/せんがく』(3回目の投稿)
- 2020年05月09日
- 札幌市南区『仙楽/せんがく』(2回目の投稿)
- 2017年03月21日
- 札幌市南区『仙楽/せんがく』
店舗情報
店名 | 仙楽/せんがく |
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電話番号 | 011-572-6587 |
住所 |
札幌市南区中ノ沢1丁目5-10 |
営業時間 |
1月~2月 【火~日】11:30~20:00(L.O 19:30) 3月~12月 【火~日】11:30~20:30(L.O 9:30) |
定休日 |
月曜日(祝日の時は営業) |
駐車場 |
店前と横で5台 |
公式アカウント |