札幌市南区『新/しん』

2024年3月6日にオープンした手打ち蕎麦店『新』のインスタを発見したので、蕎麦好きは当然ながら急行しました。
お店に到着して見ると、あれれ、この場所は『手打ち蕎麦 関家』からの『ラーメン 三日三晩』だった跡地で、駐車場の仕切りも同じで、店内は『関家』の頃と大きくは変わっていなかった。
カウンター席がないので四人掛けテーブルへ腰をかけて、やおらお品書きを拝見。品数がそれほど多くない中、「白老牛肉せいろ」を大盛りで注文した。
店内を見渡すと、まだオープン間も無いって事で座敷の方にはお祝いが並べられていた。お店は60代らしき男性二名で切り盛りしている様子。

◾️当店は札幌から定山渓へ向かう石山通沿いで、嘗てこの石山・藤野辺りは「蕎麦街道」とも呼ばれていた(今は、数店が閉店してしまい…)

◾️店舗の感じは以前の『関家』の頃と雰囲気がそれほど変わっていない。駐車場は店の右側で、そこは全く同じだった

◾️着席した席は蕎麦の打ち場に接していて、そこからは定山渓へ連なる山々が望めた(3月末だったので、まだ雪が残っていた)

◾️座敷の方を見ると、奥の座卓に開店祝いらしきが並んでいた。蕎麦屋やラーメン屋には、やっぱりお一人様用のカウンター席が欲しいよね…

◾️お品書きは少数精鋭って言う感じだ。もりそばと白老牛肉せいろの価格差があり過ぎるので、その中間のメニューが欲しいかな…

10分ほどで配膳されたお盆には、大きなお皿にタップリの蕎麦と牛肉とごぼう天が具材のつけ汁が載っている。
う~む、つけ汁は小ドンブリに似つかわしく無いほど具材が溢れているので、麺を手繰ってツユに浸すのが大変そうに感じた。これには伊達市の某店の「鳥ごぼうせいろ」を想起してしまって、あの時は食べるのに苦労したわ…
麺をそのまま啜るとシッカリした歯応えがあって蕎麦の風味が良い感じだ。これは、偉そうながら手打ち蕎麦としてはかなりの高得点だ!
牛肉を箸でずずっと押しのけて隙間を作り、麺をツユに浸すとさらに風味が増して、うんうん、これはやっぱり好きなタイプの麺のお味でした。

◾️配膳された器類を眺めると、前月オープンしたお店の割には少し使われていた様な落ち着いた感じがあった。店の雰囲気に合ってるな

◾️さすが大盛りですねぇ、大皿にタップリと盛られていました。これは一見して、典型的な二八系の中細麺に見えますね

◾️「白老牛肉せいろ」が¥1,600って高いなぁと思ったが、具材がたくさんの牛肉に加えて立派なごぼう天が三本が付いていたので納得したのだった

◾️箸で麺を手繰って蕎麦ツユを付けずにそのままズルズルっと啜り込んだ。良い茹で加減で、そして味が良かった!

◾️蕎麦を何とかツユに浸してから、いつもの様に一味唐辛子を掛け回して準備完了!具材が多いので、麺がツユに沈み込めていない…

白老牛肉はあっさり目の味付けで蕎麦を邪魔しないが、食べても食べても無くならない量だった。嬉しいけれど、このお年になるとなぁ…
しかし、何と言ってもごぼう天が美味かったですねぇ~。「ごぼう天せいろ」とか「ごぼう天単品」として新メニューで加えて欲しいです。
大盛りにした麺の量は他店の大盛りよりも多く感じて、蕎麦好きは麺が多いのは嬉しく受け入れた。
濃い目のつけ汁がたくさん残った所へそば湯を入れると、いくら割っても塩っぱかった。その濃さを把握していれば、そば猪口とレンゲを借りて、つゆをそば湯で調整できたのになぁ、それが残念だった…

◾️牛肉を箸で持ち上げると、その量の多さがこの写真でハッキリと分かりますよネ。甘過ぎない・濃過ぎない味付けで、実に食べ易い

◾️ある程度の厚みがあるので、このごぼう天は独特の土臭い旨味がハッキリ出ておりました。絶対にごぼう天のメニューを追加した方が良い筈だ!

◾️白濁したそば湯はキチンと別誂えしたものだ。しかし、つけ汁が濃過ぎて湯桶一杯分を全部使ってしまったが、まだ若干濃かったなぁ…

来店履歴

2024年04月12日
札幌市南区『新/しん』

店舗情報

店名 手打ちそば 新/しん (shin)
住所

札幌市南区藤野3条9丁目1-5

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営業時間

11:00 - 15:00

定休日

月曜日

駐車場

店横5台

公式アカウント
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