札幌市清田区『松栄庵』(8回目の投稿)

『松栄庵』なら、今年度産の新そばを仕入れているのだろうと、勝手な意気込みで一番乗りの入店。しかし、店内に入って直ぐの壁に掛かった「本日の玄そば」の案内板には、未だ収穫時期には至らない茨城産・福井県産と書かれていた。ああ、ここは玄蕎麦の管理がしっかりしているので、昨年産でも全然美味しい事には変わりないのだ、と得心していつもの長テーブルの端に着席。

■11時3分前に『松栄庵』店前の駐車場へ到着すると、既に真っ白い暖簾が上がっていた。さて、今回も一番乗り

■入口から直ぐの待合席の壁に掛けられた「本日の玄そば」に書かれた産地を確かめるのが、当店に訪問する楽しみの一つ

新そばなら「もりそば」を二枚食べようと腹を空かせて来たのですが、無いのなら二十年通って一番杯数食べている「天とろ」へ鞍替えです。
以前は、「天とろ」の大盛りに鮭のおにぎり付けるのが決まりでしたが、今や当店では大盛りは無くなり、そして私の腹具合では大き目のおにぎりはちょっと重いので、「天とろ」単体での注文となりました。(やっぱり、ここの蕎麦は美味しいので、大盛りの復活を願っています)

■いつも座る長テーブルから、小上がり席の方を眺めた所。このお店は、いつも綺麗に整理整頓されています

■当店のぶっかけは二種類だけ。その内の「天とろ」は、今まで何十回食べただろうか…少なくても30杯は行ってるかも知れない

■定番の冷たい蕎麦のお品書きは、見なくとも全部分かっている。そして、食べている。(だが、温かい方は未食が結構あるかも…)

「天とろ」は、小海老の天ぷら・とろろ・刻み海苔が載っていて、見た目がシンプルやヤツです。
具材の上に薬味の長ネギとワサビを載せてから、ドボドボっとぶっかけ汁を掛け回して、準備完了。
ドンブリ底のかけ汁・麺・具材を軽く馴染ませて、適量を箸で引っ張り出す。これをワシワシっとやると、とろろのお陰でするするっと胃袋へ流れ込んで行きます。時折、プリプリした小海老の天ぷらは摘むと、う~ん、コイツはいつ食べても美味しいわ。

■上から「天とろ」を眺めると、大根おろしの蕎麦に海苔を掛けた様にも見える。カイワレでも飾った方が見映えが良さそう…

■ぶっかけ汁を注ぐ直前の「天とろ」。写真映り的に、小海老の天ぷらが蕎麦の麺の色合いに近く、今いち映えないなぁ…

■ぶっかけ汁をタップリと麺に掛け回した所。写真の左下を見ると、ドンブリの底に汁が溜まっているのが確認できる

■とろろがある箇所を麺と一緒に箸で持ち上げて見ると、これが結構重い。でも、お味はフワネバで、麺をスムーズに流し込んでくれる

■蕎麦猪口へ残っていた蕎麦ツユを注いでから、僅かに白濁したそば湯をタップリ足し入れて、都合二杯頂いてからお会計です

アッと言う間に完食して蕎麦湯を飲んでいると、店主が調理場から出て来て「今日のは、雨竜産(レラノカオリ?)と栃木産(在来種?)の新そばのブレンドなんだわ」と仰る。あれま、「本日の玄そば」は書き改められていなかったんだ。先に言ってくれれば、折角の新そばを飲む様に食わなかったのに…
いやいやいや、 これは仕切り直しだな。

来店履歴

2024年02月27日
札幌市清田区『松栄庵』(17回目の投稿)
2023年12月28日
札幌市清田区『松栄庵』(16回目の投稿)
2023年09月28日
札幌市清田区『松栄庵』(15回目の投稿)
2023年08月12日
札幌市清田区『松栄庵』(14回目の投稿)
2023年01月03日
札幌市清田区『松栄庵』(13回目の投稿)
2022年08月04日
札幌市清田区『松栄庵』(12回目の投稿)
2022年03月03日
札幌市清田区『松栄庵』(11回目の投稿)
2022年01月14日
札幌市清田区『松栄庵』(10回目の投稿)

店舗情報

店名 松栄庵
電話番号 011-886-0855
住所

札幌市清田区真栄4条2丁目19-3

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営業時間

11:00~16:00(売れ切れ仕舞い)

定休日

火曜日、第3月曜日(祭日の時は営業)

駐車場

店前7台

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