昨年と同様に2022年の外食初めは、手打蕎麦店では一番お付き合いが長い『松栄庵』で頂きました。もう25年くらい通っていますかね。
ここの店主は、北海道産はもとより福井県・茨城県・栃木県・山形県などから優良な玄そばを取り寄せて、その時々の蕎麦をブレンドして打っているので、今日は何処のそば粉なのか楽しみに訪問している。
・

■開店の11時丁度に駐車場にインすると、既に一組の先客が入店済みだった。うむ、遅れを取ってしまったか…(一番乗りが好きなもので)

■入口からお会計場所の間にこの「本日の玄そば」が貼られていて、これを見るのが楽しみのひとつである

■左側に飾られている「餅花/繭玉」がいかにもお正月らしい雰囲気を醸している
見慣れているお品書きをぱらりとめくると、最初のページに「親田辛味大根そば」と書かれていた。女将さんに何時からこれが追加されたかを確認すると「12月頃だ」と仰る。辛味大根好きは、それにおにぎりをセットした。
因みに、玄そばは福井県丸岡在来種と美瑛産キタワセ種で、これをブレンドしている。辛味大根は、寒い時季が旬の長野県下條村産のもの。
・

■お品書きの最初のページに「おすすめ品」が掲載されていたとは、前回も気付かなかった…

■「辛味大根そばと何にするかな…」と言ったら、女将さんが「ミニ天丼」と助け舟を出してくれたが、おにぎりに決定

■この日も、お一人様用の6人掛けテーブル席へご案内(コロナ前は8人掛けだった筈だな)
そば猪口にひと啜り分の麺を投入して、その上に適量の辛味大根と刻みネギを載せる。そして、ズルズルっと手繰り込むと、辛味大根が持つ独特のツーンとした刺激が鼻に抜けた。コイツは辛味が強いので、入れ過ぎると目にじんわりと涙が浮かんで来るのでご注意を…
本日の麺は中細よりやや太めにに打たれていて、シャッキリ締まったモチモチ食感だった。(いつもより歯応えが強かったかな)
・

■配膳を見て、これがおにぎり無しならチト寂しい見た目になっていたなと、おにぎり注文が大正解と判明した

■いつもよりほんの僅か太目に打たれた二八そば。新そばだけど、この粉は緑がかっていなかった(味には影響ないが…)

■久し振りの辛味大根。自宅では冷奴にタップリと載せて、涙が出そうになったらビールで辛味を消すのだ…
アッと言う間に麺を食べ尽くしてからは、梅と鰹の小さ目のおにぎりをパクついては、蕎麦ツユを割ったそば湯で流し込んだ。この食べ方も結構旨いんですよ。
完食後、満腹具合を確かめると、今日のセットくらいが自分のお腹と年齢に合った昼食の量だなと得心した。
此処では凍える真冬でも冷たい蕎麦を食べる事が多いが、次回は温かい玉子とじとミニ天丼にして見ようか。
・

■ここの蕎麦の盛りはタップリある方だけど、やはり蕎麦好きとしては大盛りが欲しい、是非欲しい!

■辛すぎて涙が出ない程度に辛味大根を載せて、一気に手繰り込む。あ〜、ピリッとした刺激とその奥にある旨味が良いよな

■梅干しと鰹のおにぎりは、二個食べるとちょうど良い小振りのサイズ。こいつパクリとやって蕎麦湯で流す、いと旨し。

■熟れたかえしの蕎麦ツユをそば湯で割って、一杯はおにぎり用に、もう一杯は〆用に頂いた
来店履歴
- 2023年01月03日
- 札幌市清田区『松栄庵』(13回目の投稿)
- 2022年08月04日
- 札幌市清田区『松栄庵』(12回目の投稿)
- 2022年03月03日
- 札幌市清田区『松栄庵』(11回目の投稿)
- 2022年01月14日
- 札幌市清田区『松栄庵』(10回目の投稿)
- 2021年10月31日
- 札幌市清田区『松栄庵』(9回目の投稿)
- 2021年09月22日
- 札幌市清田区『松栄庵』(8回目の投稿)
- 2021年04月01日
- 札幌市清田区『松栄庵』(7回目の投稿)
- 2021年01月28日
- 札幌市清田区『松栄庵』(6回目の投稿)
店舗情報
店名 | 松栄庵 |
---|---|
電話番号 | 011-886-0855 |
住所 |
札幌市清田区真栄4条2丁目19-3 |
営業時間 |
11:00~16:00(売れ切れ仕舞い) |
定休日 |
火曜日、第3月曜日(祭日の時は営業) |
駐車場 |
店前7台 |
公式アカウント |