札幌市白石区『しゅん香』

2023年の最後の外食は、12月23日にオープンした『手打ちそばと天ぷら しゅん香』へ初訪問して見ました。お店の場所はこの年の4月に閉店した手打ち蕎麦の繁盛店『弁慶』の跡地です。

11時丁度に二番手で入店すると、外装は黒っぽく変えていたが店内はそのままのテーブル配置で使っていました。カウンター席の端っこに座ってお品書きを見ると、あれれ今年一杯はプレオープン用メニューで三割引きとなっていた。(但し、天ぷら等のサイドメニューは割引無し)
さて私の注文は、更科と二八をもり蕎麦で二食喰い。蕎麦だけではチト寂しいので、海老・烏賊・茄子・舞茸の天ぷらを追加した。

◾️手打ち蕎麦『弁慶』だった建物をそのまま使っていたが、外装は白っぽかった色味から渋い黒に変わっていた

◾️暖簾を潜ってドアを開くと、先ずはこの黒板が目に入った。常陸秋そば種を使っている事で期待が高まった

◾️店舗中央に伸びるカウンター席の手前側に案内されたが、お一人様の時はここ以外に座った事が無いのだ

◾️未だプレオープン中とは知らなかったので、三割引き価格設定に喜んだ。だから、二食喰いをしてしまったのだ…

5分ほどで、先に更科のもり蕎麦が登場。
ちょっと珍しいもりそば用の木製容器に蕎麦・ツユ・薬味がセットされている。確か、定山渓の老舗『紅葉亭』の器に似ている様な気がする。
白い細麺を啜り込むと更科蕎麦らしくプリプリシコシコの食感だ。うんうん、更科はこう言う感じの歯応えでなければネ。
朝は牛乳と蜜柑だけのだったのでお腹がかなり減っていて、ひとたび食べ始めると箸が止まらず、たくさん手繰り過ぎて、喉詰まりしそうになりながらも天ぷらが登場する前に僅か2分で平らげてしまった。早食いの真骨頂!?

◾️配膳された時に、このもりそば用の器を何処かで見た様な気がした。札幌市内でこんな感じなのは二回目だ

◾️更科蕎麦は細麺が多いので、手打ちで提供するのはすごく難しいと聞いていますが、ここのは機械内なのかは不明…

◾️ツユは塩っぱくは無いのでドップリ浸してから啜り込んだ。う〜む、アッサリながらプリシコな麺にはワサビは不要だった

更科蕎麦を食べ終わると10秒ほどでタイミング良く、二八蕎麦と天ぷらが配膳された。(海老天は少し遅れてから届いた)
この二八蕎麦はかなり細く切られているがそば粉の風味が良く、蕎麦ツユをたくさん引っ張り上げて来た。(ツユは若干コクが弱い…)
なお、蕎麦は全国的に有名で単価が高い品種である常陸秋そば種(滋賀県産)を使用との事。

◾️ニ八のもり蕎麦と同時に天ぷらが配膳されたが、天ぷらは海老天が入っていなかった。でも、直ぐに到着!

◾️二八で打たれた細麺は良い風味がありました。個人的にはもう少し締まった茹で加減が好きでした…

海老と身厚の烏賊は塩を付けて頂いたが、天ツユも欲しかったかなぁ。(両方とも火の通し方が甘かった感じがあった)
一方、サックサクの舞茸は塩よりも蕎麦ツユに浸した方が好きな味だった。

〆のそば湯を一般飲むと、二食喰いしたのにお腹はちょうど良い満腹感。しかし、二番手で配膳されるたのに一番先にお会計をしたって事は、やっぱり早食いなんでしょうね?!

◾️もり蕎麦だけだと寂しいので天ぷらを追加したのは正解だと思うが、チト欲張り過ぎて量が多くなってしまった

◾️天ぷらで一番人気は海老天だろうが、個人的に一番ではありません。ここのは、ちょっと火通りが悪く衣が剥がれ易かったな

◾️舞茸は二個の内ひとつは塩で頂き、もう一つは蕎麦ツユにしたが、好みでは蕎麦ツユに軍配が上がった!

◾️蕎麦湯が入った湯桶の蓋を取って見ると少な目の、若干ながら白濁したそば湯が入っていた

◾️舞茸天をつけ汁へ浸したのでその旨みが染みていて、そば湯で割ってもとても良いお味でした

来店履歴

2023年12月31日
札幌市白石区『しゅん香』

店舗情報

店名 手打ちそばと天ぷら しゅん香
住所

札幌市白石区北郷2条2丁目2-20

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営業時間

プレオープン中 11:00-18:00(2024年1月からはお店にお問い合わせ下さい)

定休日

2024年1月からはお店にお問い合わせ下さい

駐車場

店前と横で10台分

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