札幌市中央区『そばまえ』

『サツゲキ』で映画を観る前に腹ごしらえしようと地下街を歩いていると、2023年年7月にオープンした商業施設モユクサッポロ(moyuk SAPPORO)のレストラン街に吸い込まれた。地下二階をイチグリして『そばまえ』へ入店。13時半を回っていたけど、さすが繁華街だ八割ほど席が埋まっていた。(モユクってアイヌ語でタヌキの意味だってさ、狸小路にあるからだね)

注文は店先にあったお品書きでチラッと見た「あいもり」に決めていたが、タブレット端末で検索すると「あいもり蕎麦といかかき揚げセット」があったのでそれを選択した。
冷たい蕎麦は自動的に大盛りにするのが掟ながら、相盛りの場合は1.5人前ほどある事が多いので並盛りになってます。

◾️モユクの地下レストラン街には十軒ほどの飲食店があり、外から店内が見えており、どのお店にも若いカップル主体で食事を楽しんでいた

◾️「本日の蕎麦」の看板に田舎蕎麦(上川産)と更科蕎麦(下川産)の産地が書かれていたので、「此処はちゃんとしていそうだ」と感じて入店した

◾️入店するとコの字型のカウンター席に案内された。店奥側にはたくさんのテーブ席があって(86席)、八割方が埋まっていた

◾️紙のメニューもあったが、最近のお店らしく注文はタブレット端末からだった。画面の左下の方に今回食べたメニューが表示されている

◾️カウンター席の左側には長い厨房があって若い従業員が蕎麦を茹でたり下拵えをやっていた。う〜ん、まだ手付きが慣れてないなぁ…

木枠セイロを見ると田舎蕎麦にしては色白の平打ち麺と、更科の細麺がタップリと載っている。かき揚げは身厚でデカい。
先ずは田舎蕎麦ですが、上川産「蝦夷」ブランドの粉を使用した平打ち麺に仕上げていて、お品書きの写真よりもかなり色白な所が気になった。
茹で加減がやや柔らか目で塩気が少ないつけ汁にタップリ浸して頂いたのだが、やはりもう少し歯応えが欲しかったんな。

イカのかき揚げを割って、なるべく端っこのサクサクした所を塩に付けて頂く。あ~、これは好いねぇ~。真ん中の方は揚げが不足気味なのか少しねっとりしているので蕎麦ツユにブチ込んで、汁に天ぷら油の旨みを加えてやった。
烏賊が不漁でスーパーには高い冷凍ばかりなので、飲食店でイカ天があれば即注文する事にしている。

◾️配膳を見ると木枠のセイロにに種類の蕎麦がタップリと載っている。う〜ん、かき揚げが大きいねぇ〜、嬉しいけど…

◾️ここの田舎蕎麦は幅広の平打ち麺だが、一般的な田舎蕎麦よりも色が白いよね。量的には手打ち蕎麦店の一人前近くある

◾️蕎麦ツユが薄めに調整されているのでタップリと麺を浸さなければなりません。柔らか目でもっそりとした食感でした…

◾️イカが入るかき揚げで、輪切りに切ったのがかき揚げの上に載るタイプって初めて見ました。見映え優先なんでしょうか…

一方、更科の方は下川産「御膳粉(=更科粉)」との案内があったが、田舎蕎麦の粉は上川産だったので、下と上の漢字を揃えたのは遊び心なのかなぁ?!…
それはさて置き、更科の細麺は如何にも「御膳粉」を使いましたと言うプリッと出ていた。ただ、一般的に高級と言われている「御膳粉」なので、もう少し色白に仕上げて欲しかったネ。

かき揚げが大きかった事もあり、苦戦しながらも何だかんだでやっとの事で完食して、〆にそば湯を一杯。
このお店には酒の肴が揃っている様なので、夕方から一杯楽しんでそれから〆にちょっと蕎麦を、って言う使い方が良いかもね。

◾️更科蕎麦の方は細麺に仕上げていて色味的にはもう少し白い方が御膳粉の更科らしいけどネ。量的には満足でした

◾️これにもタップリと蕎麦ツユを纏わせてから啜り込んだ。う〜ん、更科らしいプリプリ感があるがもう少し硬めに茹で上げて欲しかったな

◾️イカとかき揚げを蕎麦ツユに浸しても美味しかった。こうすると、天ぷらの油の旨みが蕎麦ツユに移って美味しくなりますよネ

◾️そば湯は釜湯を使っていて、まだシッカリと蕎麦の旨みが滲み出ていませんでした。でも、ツユを伸ばして飲むのが〆のルール!

来店履歴

2024年03月19日
札幌市中央区『そばまえ』

店舗情報

店名 そばまえ モユクサッポロ店
電話番号 050-1807-8816
住所

札幌市中央区南二条西3丁目20 moyuk SAPPORO B2F

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営業時間

11:00 - 15:00 (L.O. 14:30)  16:30 - 22:00 (L.O. 21:30)

定休日

無休

駐車場

無し

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