札幌市西区『たぐと』(3回目の投稿)

西区での用事を済ませると既に昼食時間の12時15分になっていて、朝から牛乳だけだったので腹ペコ状態。近くに更科蕎麦の『たぐと』があったな、と思い付いたが繁盛店だから駐車場は空いていない筈。取り敢えず行って見ると、何と言う事でしょう、私の為に一台分空きがありました。
しかし、入店しても待ち客が並んでいるのだろうと疑心暗鬼でドアを開けると、何と言う事でしょう、私の為に一席だけカウンターに用意されていました。何とラッキーな!(その後は、お客さんが入口の待ち席へ溜まって行った…)

限定メニュー大好き人間なので、定番のお品書きの前に限定に目を通して見る。サロマ湖産の牡蠣を使った「さろませいろ」は一昨年の同じ時季に頂いているので除外。「たち天とりてんせいろ」は今更ながらカロリーが気になり見送り。
定番のお品書きに戻って、今回は変化球で行こうと腹が決まり、「せいろ大盛り」へ単品の「素揚げごぼう」と「ねぎ天」を付けて見ました。追加の二品がどんなモノなのか知りもせずに、我ながら工夫のセットメニューであると感心する始末。

ここの「せいろ」は真っ白くて細い更科で、見たよりず~っとプリプリ感が強い。初めての人は、この食感にビックリする筈です。嬉しい事に、一人前を半分づつ茹で上げて供されるので、シャキッとした麺を充分に楽しむ事が出来ます。
なお、今回の蕎麦は、空知管内の北竜町産の新そばで打たれていると、壁の案内板に書かれていました。
余談ですが、札幌の更科そばの名店と言えば『山賀』・『志乃家』・『毘沙門』もあります。

「素揚げごぼう」は超薄切りでパリッパリに揚がっています。これを蕎麦と一緒に頬張ると、香ばしくて気に入りましたが、単独でピンクの岩塩を振り掛けても結構行けました。
「ねぎ天」もサックサクに揚がっていて、同じく蕎麦と共にパクつきます。う~ん、これも好い! この形状での長ネギの天ぷらは初めてで、今度、真似して作って見たい。
車で来ていなければ、この如何にも酒のアテの様な二品をビールで流し込めたのになぁ…

■手前左が見るからにパリパリに見える「素揚げごぼう」、その奥がサクサクの「ねぎ天」、そして右奥に真っ白い更科そばが見えます

■セイロに真っ白い細麺が盛られていて、これは大盛りの半分です。食べ終わりを店員さんがチェックしていて、次のセイロがささっと出て来ます

■スライサーで削ったような超薄いごぼうがパリッパリの食感に揚がっていて、ツユに浸して蕎麦と一緒に食べても、単独で塩でも結構なお味でした

■長ネギを細長く切って高温でさっと揚げた様な感じで、何と言っても衣のサクサク感とネギの旨味が何とも言えません

■当店の蕎麦ツユは熟れた「かえし」を使っていて、塩分を低く調整されているので、どっぷりと細麺を浸しても塩っぱくありません

■大きな蕎麦猪口へ蕎麦とねぎ天を投じて、一気に啜り込む。あ〜、うんまいわ!

■やはり〆にはそば湯です。ここは茹で汁を使用していましたが、やはりもう少し濃い目の別誂えの方が美味しいですね

■カウンター席は席間を広く取っています。テーブルに常備されているのは、お水・ピンクの岩塩・一味唐辛子でした

■茹でたてを召し上がって頂きたいので、一人前を2回に分けて出すと書かれています。実に素晴らしい対応ですネ!

■単品のメニューは色々あって、「ごぼうとねぎのきんぴら」の様な、お酒に合いそうな一品もあります

■期間限定の気になる二品。左は一昨年頂きました(当然旨し)。右は別添えのたち天がネック(酒なしでは食べられん)で除外となりました

■店前にテントを被した外の待席を設けて、そこへ暖を取るストーブを備え付けていました。これぞ、お客様オリエンテッド!

■外の待ち席は赤いテントで覆われていて、右の黒いドアを通じて入店します(この日は、外待ちはなく、入口内に溜まっていました)

来店履歴

2020年12月24日
札幌市西区『たぐと』(3回目の投稿)
2018年12月13日
札幌市西区『たぐと』(2回目の投稿)
2017年05月26日
札幌市西区『たぐと』

店舗情報

店名 たぐと
電話番号 011-663-6733
住所

札幌市西区西野1条3丁目2-2

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営業時間

11:00~15:00

定休日

日曜日

駐車場

店前3台、店裏12台

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