十勝 帯広市『匠』(3回目の投稿)

寒い季節に十勝に帰省したので、牡蠣を使った蕎麦を狙って『匠』へやって参りました。何度も訪問しているので、メニューに冬期間限定と記されていたのを憶えていたのです。
席に座ってビックリ、何とファミレスや焼肉店で見掛けるタッチパネルが目の前にあった。「ほぉ~、蕎麦店では初めて見るなぁ」と感心していると、店員さんが来て「はい、私がやりますね、何を頂きますか?」と、機械音痴の年寄り扱いをされたが、「牡蠣せいろ大盛り」をお願いした。
配膳されるまでタッチパネルをいじくっていると、「あれれれれぇ、牡蠣せいろが¥3,300になってるぅ~」とその値段にビックリ。2年前は¥1,570だったのに…

■帯広市内の国道38号線を走っていると、『石臼そば 匠』の大きな看板が現れるので、是非ともお立ち寄り下さい(店前が広い駐車場)

■駐車場の脇に『オベリベリ温泉 水公園』の看板が立っている。後日、この看板脇を通って温泉で温まりました(¥450-)

■お店に入ると対面式のカウンター席の端に案内された。あれれ、この店では見慣れないディスプレイ画面が目に入った

■お店のオネーサンが操作して注文が通った後に、タッチパネルを触っていると「かきせいろ」が¥3,300もする事が判明した!

■この日の蕎麦は鹿追産の「ぼたんそば」だった様だ。収穫量が少なく味が良いので、高級な蕎麦の部類に入っている

■テーブル席の左側には六人掛けの座卓が三つ並んでいる。この小上がりには20年ほど前に出張仲間と座った事があったなぁ

つけ汁の器には大中の牡蠣がゴロゴロ入っていて、数えてみると十個もあった。う~む、たくさんあるのは嬉しいのだが、量を半分にした廉価版が欲しかったなぁ…
注文の際に、蕎麦の並盛りが200gだと聞いたので大盛りにしたが、そのグラム数は茹でる前の量の様だった。目の前の蕎麦は他店の大盛りよりもかなり多い筈だ…(以前、極盛り400gを食べた時、お腹がはち切れそうになった事を、蕎麦の量を見て思い出した)

黒い星がたくさん見えている中太麺は、カッチリ締まっている。こいつを牡蠣汁へ浸してガッつくと、あ~、これは蕎麦の旨みに牡蠣が加担してナマラうんまいわ!
この粗挽きの麺を冷たい蕎麦ツユで頂くと、噛んで食べる事になるのですが、いやはやその食感は素晴らしいの一言に尽きるんですよ。

■真上から見ると蕎麦の量の多さや、つけ汁の牡蠣の個数が全然分からない。高価なんだから、たくさん牡蠣が入ってる事を願った!

■手打ち蕎麦の器を横から見ると、タップリと盛られているのが良く分かる。他店の並盛りの二人前近くある様に感じた

■牡蠣を数えると十個もあったので、その大きさを目視するために小皿へ移してみた。プックリとした牡蠣が実に美味そうだ!

■麺を良く見ると蕎麦殻の黒いのがホシとしてポツポツ見えている。ここのは、ゴツゴツっとした粗挽き蕎麦なんです

■蕎麦をつけ汁へ泳がせてから一味唐辛子をパラリ。粗挽き蕎麦はつけ汁に浸しても、フニャ付く事なく良い歯触りで啜り込めた

牡蠣がたくさんあるのでバクバク頂くと、当たり前のど真ん中だが、牡蠣の旨みがジュワーと口中を巡って、お値段の事は完全に忘れてしまった。
他店でも牡蠣に若布を具材にしている事があるが、ここの若芽はフニャフニャではなくシッカリした食感と旨みがあって、鴨と長葱の相性に通づるものが合ったネ。

大量の蕎麦を一心不乱に食べ尽くしてから、〆のそば湯を頂こうとしたら、これが注ぎにくい器で案の定そば湯をお盆へ垂らしてしまった。そば湯は湯桶じゃないとね…
腹パン状態でお会計をして、これから1時間(約60km)を運転するのが面倒になっていたが、大盛りを注文してしまった自分の所為なので仕方がありませんわ。

■牡蠣が入る蕎麦では三個〜五個が一般的だが、これだけ入っていると実に食べ応えがあった。そして、若布も味が良かったなぁ

■器にはそば湯がタップリと注がれていて、取っ手に指を掛けると器の表面に触ってしまい、実に熱い。そして注ぎ難かった…

来店履歴

2022年12月10日
十勝 帯広市『匠』(3回目の投稿)
2018年10月22日
十勝 帯広市『匠』(2回目の投稿)
2018年08月17日
十勝 帯広市『匠』

店舗情報

店名 そば処 匠
電話番号 0155-23-0388
住所

帯広市東10条南5丁目6

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営業時間

11:00~16:00(売り切れ仕舞い)

定休日

火曜日

駐車場

32台

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