札幌市西区『てら』

天然きのこを使った、極太麺の田舎そばを食べに行こうとしていた琴似駅付近の蕎麦屋さんは、食べログ上では不定休と書かれていた。電話で営業確認もせず店前に到着して見ると、全くもって暖簾が上がる気配が無いのだ。またやっちまったか…
仕方がないのでその辺りの飲食店を探索していると、その名前を聞いた事があるラーメン店、『てら』の暖簾が現れたので無条件に潜った。
(大好きな旭川ラーメン『ななし』が近くにあったが、開店までの20分を待てなかった…)

■この道の奥の方から、営業しているラーメン店かカレー店があれば良いなぁと歩いて来たら、『てら』の暖簾が目に入った

■正面から見ると大きな『らーめん てら』の看板が格好いい。駐車場の案内を見ると、さっき駐めた有料駐車場と分かって一安心

券売機の先頭は「極太にんにく醤油」。初訪問の時はメニューや券売機の先頭を選択するのが掟だし、それがお店の売りでもあると判断して、その隣のチャーシュー増しになったものと味玉をポチった。
女将さんらしきにラーメン券を渡すと、「色々と増量できますが?…」と言われ、あれま、そのラーメンのネーミングからしても、女将さんの口調からしても、あの系統のヤツなのかと推測した。

■券売機の先頭は「極太にんにく醤油」で、お隣がそれのチャーシュー麺。迷わずにチャーシュー麺をポチった後で普通のラーメンもあった事に気付く…

■一番乗りでの入店なので、カウンター席の椅子がキレイに並んでいる所を写す事が出来た(数分後、後客が入店)

■コロナ対策用のアクリル板があるせいか、隣との間隔が広くて実に快適。しかし、友達と来ても話がし辛いので「黙食」は必至ですな

■隣の席を覗き込むと、カウンターの壁にメニューが貼られていて、普通の醤油・味噌がある事を確認した(気付いていれば、辛味噌だったか…)

調理場からカウンター越しにラーメンを渡された。おっと、重いぞこれは!
さて、配膳されたラーメンのお姿は、やっぱり二郎さんの親戚だ。若干ながら覚悟(?)はしていたものの、この系統って年寄りにはチト荷が重いんだよな…
そして、こんもりした野菜からは湯気が出ているので、かなり熱そうだ。これをやつけるのには、かなり時間と体力を消耗しそうだと覚悟したが、果たして完食できるかしら、と弱気な言葉もチラついていた。

■写真では分かり難いが、モヤシの辺りから湯気が濛々と噴出。申し訳ないが、この茹でモヤシよりもラードで炒めたヤツが好きだ!

■丸型の豚バラチャーシューは超厚切りが三枚。う〜ん、このボリュームが怖いわ!

■こちらからは味玉が良く見えますが、これはごく普通のお味。 醤油スープは塩分がやや濃い目なので食が進みます

■刻んだニンニクは、なるべく長い間スープに溶けない様に注意しながら食べ進める事に。最初は素(ス)の味を楽しまないとな

タップリな野菜をどかして、湯で時間に10分も掛かると言う極太麺を引っ張り出すと、濛々と湯気が上がって、刻みニンニクからは例の芳しい匂いが漂って来た。その香りで俄然と食欲中枢に火が点いてガツガツ攻めるのだけど、野菜も麺もなかなか減らないのだ。

塩っぱ目の醤油スープに浸ってその味を吸った極太麺がうんまい。だが、途中で水が欲しくなってガブガブ飲んじまう。
「美味しいのだけれど、この分厚いチャーシューは一つで良かったなぁ」と、何故チャーシュー増しにしたのかを後悔しながらも、何だかんだで完食できたが、額には大量の汗が浮いていた。

■濃い目のスープに極太麺、これにはガッツリとブラックペッパーをブチ込まないと食べた気がしない筈だ

■これくらいの量を箸で持ち上げると結構重い。麺の味は醤油スープを吸っていてムチュっとした食感が意外と美味い

■分厚いチャーシューを二枚やつけた時に、一枚残してしまおうかと逃げ腰になったが、何とか完食できて良かった

来店履歴

2021年12月05日
札幌市西区『てら』

店舗情報

店名 らーめん てら
電話番号 011-612-8277
住所

札幌市西区琴似1条1丁目3-10

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営業時間

11:00~15:00(L.O.14:45)  17:30~21:00(L.O.20:45)

定休日

木曜日(祝日の場合営業・翌日休み)

駐車場

お店近くの「琴似商店街第一駐車場」に駐めると、お店から一時間無料券がもらえる

公式アカウント
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