札幌市中央区『とくいち』

札幌場外市場辺りで昼食を取るつもりだったが、ターゲットのお店の開店時間の30分前に到着してしまった。
あれま、そんじゃぁ市場で何か物色するかと数分散策していると、行きたかった『とくいち』の案内板が見えたではないか。
通路の奥の方に店舗があって、窓越しで外から店内を覗くとラッキーな事に混み合っていなかったので即刻入店してしまった。
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◾️観光客が多い札幌場外市場左の赤い店と左のオレンジの店の間に通路があって、『とくいち』その奥でした

◾️お店を物色している内に『とくいち』の案内板が出現して、それではチョットだけ覗いて見るかと、通路を入って行った

◾️通路の中に新しそうなお店があって、それが『とくいち』だった。SNSでは行列があると書かれていたが、この日は店前の待ち席は無人だった

◾️店内はどうなっているのか、透明ガラスの窓から覗き見をすると、何とお客さんは三名だけだった。これは入店するし中ないでしょう！

券売機の先頭ボタン「特製らぁ麺 塩」に敬意を表してポチり。
大きなテーブルに案内されてて着席すると、札幌軟石を使ったトレーの上に箸置きとお箸、そして金ピカのレンゲが置かれていた。店主がイタリアン出身だからか、ラーメン店らしくない雰囲気もあるね。
SNSで何度も美味しそうなラーメンのお姿を拝見していたので、期待を膨らませていると5分ほどで配膳された。配膳係もラーメン店の店員さんの物腰じゃなくレストランっぽかった。
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◾️札幌軟石を使ったトレーって初めて見ましたが、金色のレンゲモ実に珍しいですよね。箸置きも付いた、チョットした高級感を匂わせています

◾️昔あった『特一食堂』のラーメン丼や、アイヌや・クマの木彫りが大きなテーブルに飾られていた。北海道っぽい演出なんでしょうネ

◾️お一人様用の八人掛けテーブル席の向こう側に四人掛けテーブル席が二卓並んでいる。全部で16席のお店です

いやはや、透き通った実に綺麗なスープですねぇ。昆布と白醤油のふんわりした泡が特徴的でその下敷きになっている青葱の緑色も映えている。
豚と鶏のチャーシュー、味玉の上にはトリュフ塩、そして穂先メンマも美しくカーブを描いている。
地鶏のコンソメに合わせたホタテの出汁・昆布・椎茸の旨味へ、厳選された熊石深層水の塩を使っていると聞いていたが、随分と上品な塩味ですこと。
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昆布と白醤油の泡やトリュフ塩を少しづつスープへ溶かしていったが、基本のスープの旨味がしっかりしているので、私のバカ舌は大きな味変は感じられなかった。
香辛料好きとしては、このコンソメ系に合う調味料などを用意して欲しかったな。
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◾️SNSで何度も拝見した当店のラーメンですが、実物はホントに綺麗なスープだった。そして、今までのラーメンとは違ったお味を楽しめた

◾️低温調理のピンク色な方が豚肉で、その下の白っぽいのは鶏胸肉のチャーシューだ。二種類入っているのは嬉しいネ

◾️昆布出汁と白醤油を泡状にしてラーメンに載せているのは、西洋料理の技が使われているそうです(エスプーマとは違う様だ

ストレート中細麺の中にポツポツと見える黒っぽい斑点は、小麦の外皮の部分で「ふすま」と呼ばれているものだが、当店では厳選した北海道産小麦を使っているらしい。最近では全粒粉を使うお店は珍しくないが、これは美味しい麺ですわ。
終盤で大事に取っておいた味玉を割って見ると、ネットリとした黄身が出現して味が濃い感じを受けた。後でお店のSNSで、『AGRISCAPE』さんの平飼い卵と判明。(家庭では使えないくらい高価なのでしょうかね?!…)
帰宅後に「特製らぁ麺 醤油」を頂いた方のSNSを拝見すると、麺が太い低加水麺だと分かったので、そちらの麺も味わいたくなった。
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◾️全粒粉の麺だから麺の中に茶色いポツポツ(麩：ふすま)がたくさん見えている。他店の全粒粉入りよりも小麦感が強いかも

◾️豚チャーシューを箸で摘むと、二つ折りにされていたのが伸びてこんなに大きい事が分かった。ご飯を巻いて食べたい！

◾️鶏の胸肉を使ったチャーシューで、一度焼かれている様な感じがあった。サックりと歯が入ってこれも美味しかったな

◾️高級な卵を使った味玉の黄身はとろっとろだ！卵好きなので、これなら2個でも3個でも食べられそうだった！