以前から気になっていた、長沼町の畑の中の手打ち蕎麦屋『よのすけ』さんに初訪問です。
民家を店舗で使っているタイプで、玄関脇の部屋と居間が客室になっていた。因みに、ここは『ちゃべ陶芸工房』を兼ねている様だ。
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カウンター席に陣取っていると、「こちらの広いテーブル席でも良いですよ」と優しいお声掛けがあった。12時近かったのでお客さんが未だ来そうなのでやんわりとお断りした。
店内見渡すと、ここは70代と見られるご夫婦とお手伝いのオバちゃんの三名体制で営業している様だ。
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お品書きの品数はそれほど多くは無いが唆るモノが数点あった。近所野菜と海老の天ぷらの盛り合わせ・由仁町いとうさんの有機ごぼ天、それと黒板の本日のおすすめに書かれていた豚さら蕎麦。甲乙が付けられない中、つけ麺タイプの「豚さら蕎麦」を大盛りにして、麺を十割に代えて貰った。
黒板に、わざわざ「厚真産豚肉」と付記されていたので、美味しいお肉なんだろうと期待が高まった。
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15分ほどで配膳され、温かいつけ汁には豚バラと筒切りの長葱がゴロゴロ入っている。しかし、つけ汁が少な目だな、大丈夫だろうか、麺だけ残ったらヤバイよな、と不安げに箸を持ち上げた。
筒切りの大きな長葱には焦げた箇所があり、炙ってからつけ汁と合わせたのでしょうか。コイツを豚バラと一緒にパクつくと、メチャ旨くて、たくさん入っていたので充分堪能できました。(長葱多目の追加があれば、絶対にやりますネ!)
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十割そばは麺厚が薄目の平打ち。麺からはバシッと締まった歯応えを余り感じないが、柔らか過ぎでも無い、スルスルっと食べ易い食感でしょうか。(一方、定番の二八で打った蕎麦は、どんな感じなのか気になってしまった)
三口目にはテーブル常備の七味唐辛子を振り入れた。あれれ、これって中身は山椒じゃん。でも、豚肉にはこれも合いますねぇ〜。
大盛りとは言え麺の量がそれほどでもなかったので、少な目のつけ汁が何とか間に合って良かったわ。
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カウンターの上にずらりと並んでいた急須は、『ちゃべ陶芸工房』で作陶したものなんでしょうか。そば湯入れは、それを使っていて湯桶タイプよりも使いやすかった。なお、そば湯は釜湯を使っていて、〆で一杯だけ頂いてお会計です。
黒板に書かれていた、「本日の天ぷら ご近所の野菜盛り合わせ」が凄く気になるので、再訪決定ですが、もう北海道は寒くなっているので、来年の話になりますね。
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来店履歴
- 2022年10月16日
- 長沼町『よのすけ』
店舗情報
店名 | 蕎麦屋 よのすけ |
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電話番号 | 0123-88-3314 |
住所 |
夕張郡長沼町西6線北4 |
営業時間 |
[月・木・日] 11:00~15:00 [金・土] 11:00~15:00 17:00~20:00 |
定休日 |
火曜日、水曜日 |
駐車場 |
店横 7〜8台 |
公式アカウント |