札幌市白石区『そば㐂り よし田』(11回目の投稿)

『そば㐂り よし田』のインスタに「行者にんにくせいろ(かしわ入り)」の写真が載っていて、キャプションには「本日 ギラギラしたい方…お待ちしています」と、何とも唆る文言が書かれていた。それではと、雨模様で寒い日なのでギラギラさせてもらいにお出掛けです。
開店前の10時55分に到着すると、既に暖簾が上がっていたので即刻入店。
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入店すると直ぐに見る、壁に掛かったおすすめの黒板で「行者にんにくせいろ(かしわ入り)」を確認。丁度、店内にいらした店主へ「ギラギラ食べに来ました」と告げると、鸚鵡返しに笑ってくれた。女将さんが「(それを)大盛りで?」と聞いてくれたので、当然の様に頷いた。
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■2月中旬に訪問して以来の『よし田』。定番のメニューは把握したので、本日のおすすめ黒板に書かれた商品を狙って来店しております

■入店すると直ぐに確認するオススメの黒板。うんうん、ちゃんと本日の目的の「行者にんにくせいろ」が書かれていました

■今日はカウンター席の端に着席して時計を見ると、未だ開店10秒前でした。入口に近い四人掛けテーブル席かここが定位置です

■いつもは見ない定番のお品書き。久し振りに眺めると「もり」を注文していない事に気付く(まぁ、天せいろ食べてるからどうでも良いか…)

つけ汁が入った大き目の真っ白い蓋を取ると、ふわぁ～んと蕎麦ツユ＋鶏肉＋行者にんにくが合わさった香りがする。行者にんにくは匂いの主張がキツめだが、そこをお蕎麦屋さんの技によって好い風味に仕上がってます。さすが！
本日の玄そばは美幌町産を使用。
大盛りの注文ですが、木製のセイロにはこんもりと細麺が盛られていて、いつもより量が多い様に見えた。先ずは、そのままでひと啜りして見ると、シャッキリとして喉越しがグッド。やっぱり、ここの蕎麦は旨いわ！
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■綺麗な白いつけ汁の器が良く目立ちます。これが我が家にあっても上手に使い切れないんだろうなぁ、と思ってしまう

■つけ汁の蓋を取るとツユ＋鶏肉＋行者にんにくの渾然一体とした香りが。行者にんにくを知らない方には、好き嫌いがハッキリする筈

■濃い緑の葉を見るとほうれん草に似ているが、色白の茎で「これは、ほうれん草じゃない」と分かります。まぁ、香りが違うし…

■木製のセイロを見ると、こんもりと言うよりも「ゴソッと」感がある量でした。蕎麦好きとしては、大歓迎です

■お箸で蕎麦を手繰ってそのまま啜り込むとシャッキリと締まっていて、そば粉の旨味も感じる。うん、旨い！

つけ汁に細麺を浸すと行者にんにくが絡んで来て、一緒に口へ放り込むと、あ～、あの独特の香りがグ～ンと鼻に抜けて来る。コイツの独特さは私の語彙では説明不可能で、ハマるとヤバイと言うしか無いか…
厚真町産の鶏もも肉も適度な歯応えがあって頗る味が良いんです。お肉に切り付けが、如何にもプロって感じだし。
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■これはだっぷりとつけ汁へ浸しているが、あくまでも撮影用。普通は、手繰った麺の半分だけツユへ浸して食べます

■これが行者にんにくの葉の部分。どこを食べても独特の風味を感じる事ができます(クセが強いので、食べ過ぎると大蒜と同様に翌日が大変…)

■やっぱり皮が付いたままの鶏肉は旨い。自宅で鶏肉を切ると、皮がグニュグニュっと剥がれてしまうよね…

美味いものはアッと言う間に無くなってしまうのが世の常で、〆のそば湯を二杯飲んでお会計となりました。
行者にんにくは自然界で収穫したものなので、提供期間は不明。お店に確かめるかインスタをチェックしてご訪問下さいませ。
なお、店主のご好意で、例のギラギラを頂きました。これは、玉子とじにして食べる事にしました。
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■美味しいツユを別誂えのそば湯で伸ばして、いつもの様に二杯頂きました。やっぱり、別に拵えたそば湯の方が旨いわ！

■頂いた、新聞紙に包まれた行者にんにく。汚れと茎の外皮を綺麗に処理してくれているので、直ぐに調理できます