札幌市西区『続八条庵/ぞくはちじょうあん』

西野二股方面に用事があり、それではとご当地の繁盛店『続八条庵』で腹拵えです。
当店へは先代が蕎麦を打っていた15年以上前に来たきりで、超久々の訪問となりました。店内はおばちゃん四名体制の調理・接客で、アットホームな雰囲気が実にあずましいのです。(北海道弁:あずましい=落ち着く)。
ここは大繁盛店なので、開店15分前に到着しないと駐車場の空きは難しいと思います。

■私が駐車場へ到着したのは開店17分前。その時は、既に一台先客の車がありました。その後、アッと言う間に満車に。

■お一人様なのでカウンター席に案内されましたが、このご時世なので4席の所を2席でした(入店人数も制限中です)

たくさんあるお品書きに中から、注文は一番人気の三種天盛り(えび天・いか天・げそ天)で、蕎麦は田舎と更科の合乗りを中盛りにして見ました。普段、冷たい蕎麦は大盛りにしますが、ここの大盛りはとんでもない量なので、自爆しない様に避けております。皆さんも気を付けましょうね。

■<鉄板!! 一番人気!!>と書かれた三種天盛りを注文したのですが、注文を聞いていると、これと「げそちく」が人気でした

■合乗り(田舎・さらしな半分ずつ)を中もり(約1.5人前)で注文しましたが、一人前の量が多いので、大盛りにはご注意を!

田舎は殻も入った挽きぐるみでかなり黒っぽい極太麺。これを手繰るとゴツゴツとした食感で、シッカリと噛まずには喉を通らない。コイツが目当てで訪問するお客さんが少なく無いと聞いています。
更科は白っぽいく繊細そうに見えるけれど、これも結構な歯応え。「最近は柔らかいものばかり食べて、顎が軟弱化してるわ」と仰る諸兄・諸姉は、ここへ5回ほど通うと顎が鍛錬される事は間違いありません。是非とも、お試し下さい。

■タップリと盛られた田舎と更科のセイロ、そして天ぷら三種がお盆に載っています。やっぱり、蕎麦の量は迫力があります

■田舎蕎麦は、挽きぐるみ系なので黒くて、そして太さがまちまちな「無骨タイプ」。歯が弱い方はご遠慮下さい

■白い更科も他店のモノよりもかなり太くて、むっちりとした歯応えが楽しめます(細目のうどんと間違えるかも)

なお、蕎麦ツユは昔ながらの田舎蕎麦を食べさせるお店では「あるある」の薄口タイプ。内地から来る蕎麦好きに言わせると「北海道のツユは薄過ぎて味がしない」と仰りますが、麺をどっぷりと浸すので問題ありません。
若干ながら無骨に見える三種類の天ぷらの中で、当店一番人気はげそちく(イカゲソ+ちくわ)で、これがすこぶる味が良い。これらをを合いの手に一心不乱で戦う事10分、完食すると顎に若干の疲労感が…

■ここの蕎麦ツユは薄目なので、麺をタップリと浸してから頂きましょう! ゴリゴリっとした歯応えが堪りません

■海老天は一本、身の部分のいか天三枚、げそちくが一枚ですが、烏賊の方はどれがどれだか分かりませんネ

■イカ天を蕎麦ツユに付けると、天ぷらの旨みがツユに溶け込んで美味くなる。うんうん、いいぞ!

■ここの蕎麦湯は茹で汁を使っています。天ぷらの旨味が加わっているので、とても飲み易い

来店履歴

2021年08月03日
札幌市西区『続八条庵/ぞくはちじょうあん』

店舗情報

店名 続八条庵/ぞくはちじょうあん
電話番号 011-667-6868
住所

札幌市西区西野7条3丁目1-23

Googleマップで開く
営業時間

11:00~14:00

定休日

月曜・木曜・日曜・祝日

公式アカウント
  • 食べログ
備考

店舗前に3~4台

Advertisement