十勝 帯広市『いっぴん本店』

帯広市の親類のそばに豚丼屋『いっぴん本店』ができたと聞いて、冷やかし半分で初めて暖簾を潜ったのは約20年前。今回はそれ以来のご訪問で、外の通りまで炭火でタレ付き豚肉を焼く、香ばしい匂いが立ち込めていた事を思い出した。
開店11時の5分後に入店すると、既に二組がドンブリを抱えて貪っていた。豚丼は出来上がるのが早いからなぁ、もう食べている。
そうそう、外見はそれほど変わらない様に見えたが、内装は、2002年の創業なのでいささか古びて来ているのは仕方のない事か。

■『いっぴん』の道路向かいには『ドンキホーテ』があったが、初訪問の時は『長崎屋』だった筈。時は流れるか…

■外観は20年前とさほど変わって見えなかった。ここには店の周りに駐車場があるので、安心して車で行けます

朝ごはんが味噌汁とチョットした野菜だけだったので、肉がたくさん入る『特盛り豚丼セット』を選択。これには味噌汁・漬物・サラダが付くので、栄養バランスも良い筈だ。
着丼をカウンター席で待っている間、ひっきりなしに入店がある。札幌市まで進出して来るくらいなので、やっぱり人気が継続しているのであろう。
そんな事を思っていながら、メニューを再確認すると「豚ざんまいセット」というのを見落としていて、これには定番の豚ロース肉と豚バラ肉が半々に入る。豚肉好きとしては、理想的な商品があったのだ…

■私が座ったカウンター席から奥の方を眺めた所。先客が居ない様に見えるが、見た方向と反対側で、既に食べ始めていた

■当店は豚丼専門店。なので、トンカツとかハンバーグはなくて、単なる豚丼のバリエーションで選択する事になる

■豚丼用の調味料は、左から胡椒(ブラックペッパー)・山椒・一味唐辛子。個人的には、ブラックペッパー以外は使わないなぁ

配膳されたドンブリを覗くと蓋から肉がはみ出ていて、そこから香ばしい匂い流れて来ると、俄然と食欲中枢が刺激された。やっぱり十勝っ子は、このスメールにぞっこんなんです。
豚ロース肉の端っこが焦げているが、これが味のアクセントになっていて、全く焦げがないと味気が無いものだ。
丁度2ヶ月振りの十勝豚丼、ヤッパリ旨い。肉が多いのでライスとのマッチングを上手にこなさないとネ。特にライスが先に無くなってしまうと、豚丼のお肉の役目が駄々下り。お前はライスを美味しく食べるために存在するのだ!

■わざわざドンブリに蓋をして配膳されるが、これは豚丼元祖『ぱんちょう』の流れでやっているのだろう…要らんけどなぁ

■ドンブリの蓋を取ると、ドド〜ンとお肉が出現。その上には白髪葱が結構多めに入ってる。白髪葱がデフォで入るお店は希少

■豚丼の横からのアングル。こうして眺めると、白髪葱が結構入っている事が良く分かります

■豚ロース肉の端っこを見ると焦げていている。美味しくない様に見える人もいれば、私の様に涎が増すヤツも居る

時折、なめこと豆腐の味噌汁を飲んだり、サラダを摘んだりして口中をリセットしながら進行するも、箸の動きが止まらずに、アッという間の完食。
いやいや、完食じゃないか。誠に申し訳なかったのだが、豚丼の量が結構あってお腹が満足してしまったので、キャベツがてんこ盛りのサラダは、断腸の思いで三分の一残してしまった…

■味噌汁の具材はナメコ・ネギ・豆腐。これに別料金が掛かる豚丼屋があるが、丼ものには味噌汁と漬物は付き物だよな!

■九割がキャベツの野菜サラダ。既にドレッシングが掛かっているが、自分で量を調整したいよなぁ…

■十勝豚丼のお肉はロース肉が定番。バラ肉などを選べるお店もあるが、両方入っているのは、食べ比べも出来て理想的だな

来店履歴

2021年10月16日
十勝 帯広市『いっぴん本店』

店舗情報

店名 十勝豚丼 いっぴん 帯広本店
電話番号 0155-41-1789
住所

帯広市西21条南3丁目5

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営業時間

11:00~21:00

定休日

元日

駐車場

店の周りにたくさん駐められます

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