岩見沢市『きむら』

この日は晴れていて体調も良かった(二日酔いではなかった)ので、45km先の岩見沢市『きむら』へ初訪問しました。ここは、だいぶ前からチェックしていたのですが、自宅から車で1時間半近く掛かるので蕎麦を食べるだけでは重い腰が上がら無い所を、岩見沢市へ向かう途中に用事が出来たので、喜び勇んで出掛けました。

開店時間の11時30分前に到着するつもりが、逆に5分ほど遅れて第二駐車場へイン。さすが繁盛店、既に数組の先客がおりました。
民家の様に玄関で靴を脱いで入店すると、板の間には囲炉裏席が三つあり、その右側の部屋は掘りごたつ席になっています。う~ん、広い板の間は余裕があり過ぎで、もっと客席が作れそう…

さて、注文は当初の予定通り「天せいろ」の二色そば(並粉と田舎)です。あるあるな話、北海道の地方で大盛りを注文にすると、とんでもない量が供される事があるので自重しました。
配膳されたお盆には、やはり多目の蕎麦とたっぷりの天ぷらが盛られています。
並粉の麺は、中細ながら少し平たく喉越しが良いタイプで、ガツガツ手と繰り込めます。田舎の平打ち麺は、歯応えが良いので噛んでいると、そば粉の旨味をジワ~んと感じます。

カラッと揚がった天ぷらは野菜オンリーで、茄子・玉葱・南瓜・ささげ・舞茸の五品ですが南瓜とささげは二つずつあるので、ボリュームとしては申し分ありません。
麺を大盛りにしなくても、トッピングの追加がなくても、完食後の蕎麦湯を頂くと充分に満足できました。

岩見沢市への行き帰りで「鳥もつ蕎麦」で有名な『希林』前を通過しましたが、店前には待ち客が溢れていました。また、岩見沢方面に用事があった時には、『希林』の開店時間11時30分より15分前に来て、スンナリと入店したい。

■真四角のセイロには二種類の蕎麦が大盛り以上の量があって、野菜の天ぷらもたっぷりです

■並粉は中細よりやや太めで、色黒の田舎は幅広の極太。それぞれ、一人前の七分目ほどあるので、全部で一人前半はありました

■田舎蕎麦は太くて歯応えが半端ないので、啜り込まないので噛む事になりますが、そば粉の好い風味を楽しめます

■並粉蕎麦には大根おろしを添えて一気に啜りこみます。実に喉越しが良いので、並粉だけだったら一分程度で一枚食べられそうです

■どの野菜もサックリと揚がっていて、これくらいの量があっても難なく頂けました(岩見沢名産の玉葱があったのが嬉しい)

■綺麗に包丁が入った茄子の天ぷら、久々に「美味しい茄子」が食べられました

■岩見沢名産の玉葱の天ぷらは、天ツユでは薄いと思い蕎麦ツユに浸して頂きました。うん、これが正解でナマラ旨かった!

■若干トロリとした蕎麦湯が美味しくて、二杯頂きました(茹で汁なのか別誂えなのかは不明…)

■私が座った囲炉裏席から掘り炬燵の間を見た所。この後、続々とお客さんが押し寄せてきました

■広い板の間に囲炉裏タイプのテーブルが三卓ありましたが、隣の卓との間が開き過ぎなのでもっと席数を増やしても良さそう…

■当店は手打ち蕎麦が旨い事で名を馳せておりますが、会津地方の名物「高遠そば」がある事でも有名です

■「闇そば」と見慣れないメニューがあります(丼にびっしりと岩海苔を敷いて、真ん中に半分に切った茹で玉子を置くと、闇夜の月に見える…)

■暑い時季は「ぶっかけそば」が良さ気です。この手書きメニューの説明文に「最后は〜」の文字の使い方に、書き手の年齢が窺えます

■幅の狭い住宅地の路地奥にお店があります(店前は3台分の駐車場で、軽なら4台入るかも…)

■この『きむら』の看板を左に曲がるって細い道の先です(小樽の手打ち蕎麦『きむら』も分かり難いけれど、こちらも負けていません)

*小樽『きむら』も見ましょうか!

小樽市幸『きむら』

2017年3月20日

来店履歴

2019年07月28日
岩見沢市『きむら』
2017年03月20日
小樽市幸『きむら』

店舗情報

店名 きむら
電話番号 0126-20-1616
住所

岩見沢市元町1条東8丁目38-8

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営業時間

11:30〜14:30(夜は予約制)

定休日

月曜日・火曜日

駐車場

店前に3台、店の斜め前にも3台分(駐車の仕方によっては4台駐められます)

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