札幌市中央区『そば甚』

電車通りの中央図書館近くある『そば甚』は、土日ともなると広い駐車場が長い時間満車になる繁盛店です。蕎麦粉は北竜産の『カムイ』を石臼挽きにして二八中細麺に仕上げています。時折、太目の十割田舎蕎麦があるのでこれは見逃せません。

さて、お写真の方は冷やしたぬきそばです。お店によって少しずつ具材が違うのが面白いので、暑い季節はあちこちの冷やしたぬきを堪能する事が多くなります。（某店で冷やしたぬきを頼むと、肝心の天カスが入らず野菜天のぶっかけ蕎麦っぽいのが出て来て吃驚した経験があります）

一般的な冷やしたぬきのお値段は七百円～八百円が相場ですが、ここのお品書きを見ると九百円と書かれています。これは満載の具材による価格高騰と判断します。カニカマ・鰹節・刻み海苔・天カス・隠元と茄子の天ぷら・刻み胡瓜の布陣で非常に食べ応えがあり、〆の蕎麦湯を飲み終わると「九百円」に対する疑念は何処へやら。（個人的には、満載の具材へ無理矢理にでも卵黄を載せたかったけれど…）

なお、当店はお品書きが多くご飯ものも充実しているので、数人で蕎麦の温・冷やご飯ものを取り混ぜてシェアーして頂くのも一興かと思います。

■他店の冷やしたぬきと大きく違うのは、野菜天が載っている所でしょうね

■結構盛りの良い蕎麦の上にたくさん具材が載っています

■お品書きが充実しております。温かい蕎麦も同じくらい種類があります

■ご飯ものも充実していて、蕎麦とのセットもございます。

■店奥のテーブル席と手前のカウンター席。入口側にもたくさんのテーブル席がございます。

■大型蕎麦店の『そば甚』には、店前に広い駐車場があります