札幌市中央区『吉山商店/よしやましょうてん 札幌らーめん共和国店』

『吉山商店』は札幌市内に四店舗を構える繁盛店で、本店は店主の地元の東苗穂で2006年に開業と聞いています。その店主は北海道のラーメンを全国の人に味わって欲しくて、各地で催される北海道物産展へ積極的に出掛けていますが、「本場のラーメンが食べたくなって北海道へ観光に来てくれる事が目的です」と仰ってます、実に偉い!

ここで紹介するのは、『吉山商店』の三店舗目として2013年10月に札幌らーめん共和国へ入ったお店です。

初めて訪問してお店では、メニューの先頭もしくは期間限定を注文するのが常ですが、この時は何故か「醤油ラーメン」を注文していました。きっと、「味噌ラーメン」ばかり食べ続けていたので反動が出たと想像できます。(札幌系のラーメンは味噌味の確率が7割で、時折、醤油味が入ります…札幌系の塩味は殆ど頂きません)
着丼したラーメンのスープが実に香ばしいのは、札幌系ラーメンの基本手法であるラードでニンニク・豚挽き肉・野菜(モヤシ・玉ネギ)を火柱を上げて炒めている事と、豚骨・鶏ガラ・野菜を圧力鍋で仕上げたスープがバッチリ融合しているからでしょう。
そう言えば、札幌ラーメンの元祖的なお店では、中華鍋のラードをキンキン熱くしてから野菜を入れるので、ボワァ~ッと音を立てて火柱が上がっていた事を思い出します。
炒め油が浮いた濃い色のスープに沈んでいる麺は、当然ながら札幌系ど真ん中である黄色く縮れた中太麺で、ご期待通りプリプリとした食感です。

■並んでいる内にオーダーを取ってくれるので、着席すると早目に着丼します

■ここの炙りチャーシューが旨いとの評判ですが、黄身の柔らかい味玉もグッドです

■札幌系のラーメンはこの麺が一番合わせやすいのでしょうかね(札幌ラーメン元祖系は様々でしたが…)

■テーブルの調味料群は胡椒・一味唐辛子と餃子用の辣油・酢・醤油の布陣(このセットがこの施設内ではオーソドックスかも…)

■電飾メニューには「焙煎・炙り焼豚・魚介」などの目と脳が喜ぶ惹句が並んでいます

■きっと店主が吉山と言う苗字なんだと思いきや、漏れ聞くと渾名が由来との事(う〜ん、かえって謎…)

■らーめん共和国の施設内にある「ら・ぶー」と言うらーめん神

来店履歴

2018年04月15日
札幌市中央区『吉山商店/よしやましょうてん 札幌らーめん共和国店』

店舗情報

店名 吉山商店/よしやましょうてん 札幌らーめん共和国店
電話番号 011-213-2716
住所

札幌市中央区北5条西2丁目1 札幌エスタ10F らーめん共和国

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営業時間

11:00~22:00(L.O.21:45)

定休日

年中無休

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