札幌ラーメンの繁盛店は、どちらかと言うと郊外に多いのですが、街中では北海道一の歓楽街”ススキノ”に集まっている様です。ここには、かなりの軒数のラーメン店が犇めき合っていて、日々凌ぎを削っていますす。(場所柄からか、長い期間に亘って繁盛し続けるのは大変な様です…)
『鬼武者』は、昼営業が11時~15時で夜は17時~翌7時と、こんなに長時間営業しているラーメン店は札幌では珍しいのですが、結構繁盛している様です。
かなり飲んでから午前1時半過ぎに入店したので、入口脇にあった当店のシンボルらしき”赤い甲冑”に気付かずに券売機で「辛味噌」と味玉を購入。後で写真を確かめると、券売機の最上段は「鬼味噌」と「武者醤油」で大きなボタンが配されていて、初訪問ですからどちらかを押すのが常道なのに、小さなボタンの「辛味噌」を選択したのは、酔っぱらいのなせる技と言う事か…
黒いドンブリの赤と言うかオレンジがかった辛味噌スープが特徴的で、一口啜ると見た目よりマイルド。酔った脳ミソへ気合いを入れるために、一味唐辛子をガバガバ振り入れてから麺を啜ると、慣れ親しんだ札幌麺がバカ舌でも「旨い」と感じさせてくれます。
この時間ですと、ゴロゴロっとた歯触りの良いサイコロチャーシューをビールで流したくなるのは人情ですが、酔っ払いはそれに気付けなかった…
券売機の写真を一目見るとデフォで味玉が半個入っている事が分る筈が、味玉ボタンがあれば無条件に押してしまう癖があり、味玉が三片並びましたが卵好きには”無問題”、すぐにやつけました。
年寄りの深夜のラーメン、見事に完食完飲とはいかないものの、美味しく頂きました。
帰りしな、”赤い甲冑”が目に入り、お上りさん気分でカメラに収めてご帰還です。

■照明の色合いも関係しているのか、オレンジ色に見えるスープが特徴的です

■大き目のサイコロ状チャーシューはビールで流し込みたかったが…

■中細の縮れ麺が美味かった〜。酔っ払いのバカ舌でも旨さを感じました

■RECOMEND ITEMSと書かれた下に大きなボタンが二つ。これに気付かずに小さな辛味噌ボタンを押すとは…

■長〜いカウンターの奥が調理場で、カウンターの後ろ側にテーブル席があります(全部で33席もある様です)

■カウンター席の調味料群は、ホワイトペッパーと一味唐辛子のみ(濃い目のスープにはブラックペッパーの方が合う様な気がします)

■”百戦麺磨 鬼武者”が正式店名なのでしょうか?! (ちょっと、ダジャレが入っていますが…)

■入口付近に飾られた”鬼の兜”を被った甲冑が飾られています(外人さんが喜びそうです)

■ビルの一階に、奥へ細長〜い『鬼武者』があります(退店したAM2:00頃でも若者が入店して来ます)
【ついでに】
この夜は10杯以上飲んだ様ですが、美味しかったウィスキーの一端を載せておきます。

■ご相伴させて頂いた方のボトル(ニッカ限定販売の余市シングルカスク、ジョニーウォーカー・プラチナ、グレンフェディック、バランタイン) さすがに、未開封の余市は読ませて欲しいと言えなかった…

■3軒目のボトルは、サンタテレサ1796(ラム酒)、オールドパー、バランタインでした。どれも旨し!
来店履歴
- 2018年08月05日
- 札幌市中央区『鬼武者』
店舗情報
店名 | 百戦麺磨 鬼武者 |
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電話番号 | 011-521-0264 |
住所 |
札幌市中央区南5条西4丁目4 サンヨービル弐号館1F |
営業時間 |
11:00~15:00 19:00~翌7:00 |
定休日 |
年中無休(正月を除く、ランチのみ金曜日休み) |
公式アカウント |