札幌市東区『亀陣』

大泉洋が所属するチーム・ナックスの北海道の番組「ハナタレ・ナックス」の中で、札幌市の各区で一番美味しいラーメン店を選定するコーナーがあるのですが、2017年の東区No.1に選出されたのが、この『亀陣』でした。
SNSで良く聞かれるのは「ここは、何を食べても美味しい」と言う言葉で、当店に対する最大の褒め言葉だと思います。

●青森シャモロック
この「青森シャモロック」は僅か二日間だけの限定提供だったので、用事を放して駆け付けました。(何度か提供しているのですが、今回は期間が短すぎたかも…)
これはネギを増量してLINEクーポンの味玉も頂きました。(マメにLINEへの告知やクーポンを発信しています)
ドンブリを見ると縁にぐるりと黄色い油が浮いていて、これがLINEで店主が紹介していたジンジャー鶏油なのでしょうか。
さすが名店、青森シャモロックと魚介ダシを合わせて上品で旨味が長~く感じられる醤油味スープに仕上がっていました。自家製の長目にカットされたストレート細麺が旨いスープをガンガン引っ張り込んで来て、アッと言う間の完食・完飲。まさか、このスープを完飲しない人はおるまいに。

■九条ネギを追加して大正解、旨味の強いスープがさらに自分の好みになりました

■最近多い、鶏ムネ肉と豚のチャーシューの組み合わせ(鶏系のスープには良く合います)

■長目にカットされたストレート細麺にミルで挽いたブラックペッパーをちょい掛けすると、これがスキッとなって旨い!

■以前は「鶏そば」でしたが、”コーチン”が付いたラーメンになっていた。あれ、味噌味も追加されてる…

■無化調&自家製麺ラーメンの拘りが書かれています

■L字型カウンターの短い方に座る事が多いのですが、そこの様子を一枚

●W煮干そば
これは『亀陣』の5周年記念として出された限定「W煮干そば」に味玉を追加したものです。開店前の10時46分に到着すると、ウィークデイにも関わらず先客が9名並んでいました。さすが繁盛店!

『亀陣』からのメルマガには「レギュラーの魚介出汁にはうるめ煮干しを使用しているが、今回は瀬戸内産のカタクチイワシを大量に使ったスープをとって、この2種類のを合わせたW煮干ラーメンを提供する」とありました。
さて、そのスープは煮干し感は満載ですが嫌なエグさはなく、旨味が凝縮しています。スキッとした醤油味スープには自家製ストレート細麺を合わせていて、これが硬めの茹で加減でツルツルっと吸い込まれて行きます。う~ん、隣の人もそうでしたが、アッと言う間の完食で、もう一杯食べられそうでしたが、5周年記念とあって混雑が激化して来たので早々の退散が一番。
なお、W煮干しそばのお値段は495円(良くご縁に由来)。500円玉で支払いをすると、店主が5円玉のお釣りを渡す時に「良いご縁(5円)に感謝します」とのお言葉、ありがたや!
また、150食限定の売上金は全て擁護施設へ寄付するとの事、何とも素晴らしい限りです!

■W煮干しスープと言うくらいですので、スープ表面には旨味の残滓の様なものがたくさん浮いています

■煮干し感が満載で旨味が凝縮したスープに浮かんだ中細ストレート麺が、ツルツルっと滑る様に食べられます

■この日は、このW煮干しラーメンだけですが、ちゃんとトッピングが用意されていました

■店前には5周年記念に当たって、価格(495円)や5円のお返し、売上金の寄付などの案内がありました

■お店の横側に掲げられた看板。やはり無化調&自家製麺が第一の信条なのでしょうね

●有機白醤油
初めて訪問した時のお品書きの先頭が鶏清湯スープの「鶏そば しお」で、初訪問の習わしから行くとそれを注文するのが常ですが、ちょっと左側の「有機白醤油」が気になって、味玉付きで注文。きっと”有機”の二文字に気持ちを持って行かれたのだと確信しています。(限定感や特別感がある文言に非常に弱い…)

綺麗な盛り付けのラーメンを見て店主のセンスが良く分かりました。チャーシュー二枚・味玉・白髪ネギ・花カツオ・万能ネギ・キクラゲ・メンマ・水菜・麩と具材が麺を覆い尽くしていて、配色も好い感じ。
アッサリながら旨味がグッと詰まった鶏清湯スープと白醤油の塩分が噛み合って、キッチリと輪郭のあるスープが旨い。角が立った中細ストレートの自家製麺も文句無しに旨い!

■チャーシュー二枚・味玉・白髪ネギ・花カツオ・万能ネギ・キクラゲ・メンマ・水菜・麩の具材が綺麗に配置されています

■パツンパツン系の中細ストレート麺は、やはり茹で加減が大事で、やや硬目が正解です!

■開店と同時に入店したので、カウンター席の奥側を取る事ができました

■気真面目な店主の心情を良く表している文言が記されている、真っ白い暖簾

■店前の通りを走っていると、この看板が良く目立って迷う事はありません

●鶏そば醤油
お品書きの2番目に書かれている、クリアな鶏清湯+魚介スープに大きな肩ロースのチャーシューと皮目が炙られた鶏チャーシューが特徴的な「鶏そば醤油」。あっさりラーメンのど真ん中を行く”毎日でも食べられる系”で、これで物足りないと思った方々は、「チャーシューご飯」を追加するのが最善でしょうネ。
「鶏そば 醤油と塩」の麺は中細縮れ麺で、道産小麦の「夢飛竜」100%だそうで、モチツル感の麺からは小麦の旨さが良く伝わります。(私的には、これの硬茹でが好きです)

■このドンブリが好みなのですが、最近は使われていない様です…

■縮れ麺をリフトアップした所ですが、持ち上げ過ぎと光線の加減がイマイチですね…

■この時の「鶏そば」には”コーチン”が付いておりませんでした(その後進化した訳です)

■カウンター席の調味料群は、手前から柚子胡椒・一味唐辛子・胡椒・ミル式のブラックペッパーホールです

■L字型カウンターの長い方の背後を見るとこんな感じでした(因みに時計は動いていなかった…)

来店履歴

2018年10月11日
札幌市東区『亀陣』
2018年05月31日
札幌市東区『亀陣』(2回目の投稿)
2018年05月29日
札幌市東区『亀陣』

店舗情報

店名 麺や 亀陣
電話番号 011-753-1305
住所

札幌市東区北47条東8丁目1-1 47ビル 1F

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営業時間

[月・木・金・土・日] 11:00~15:00 17:00~20:00 [火] 11:00~15:00

定休日

水曜日、第3火曜日は月に休み

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