十勝 新得町『新得そばの館 玄穣/げんじょう』

蕎麦の生産地である新得町には、当然ながら美味しい手打ち蕎麦を食べられるお店が何軒かあります。町外れの田園風景の中にある「そばの館」と言う施設では、観光客の方々に蕎麦打ち体験をしてもらう為の大きな打ち場が備えられています。また、その奥の『玄穣』では年中無休で手打ち蕎麦を提供しています。

メニューを見て「せいろ・豚丼セット」が真っ先に注文候補となりましたが、十勝名産の牛蒡を使ったかき揚げを想像すると「ごぼう天そば」に軍配が上がり、蕎麦を大盛りにして卵黄を追加しました。
中細よりやや太目の二八蕎麦は、見た目よりもカッチリした歯応えがあって私好みです。歯を治療中の人は温かい蕎麦を選択した方が良いかも… しかし、ここの大盛りは札幌の手打蕎麦屋さんの二人前に相当する量と思われます。
サクサクで歯応えが楽しめるゴボウ天は天ツユに浸けてワシワシ、蕎麦ツユに卵黄をブチ込んで麺をツルツル、大盛りの蕎麦でも難なく完食です。
あ~、旨かった、次回はあちこちの席から注文の声が聞こえていた「せいろ・豚丼セット」に決定です。

帰りしなにお土産販売店を覗くと、札幌のスーパーで販売している蕎麦の乾麺もありましたが、実にその種類が多くて八割方がお初でした。お店のオバさんに「随分と種類がありますね」と聞くと、微笑みながら「色々とお好みに合わせて作っています」とのお返事でした。

なお、「そばの館」周辺の国道38号沿い約1.5キロの「ソバロード」では、7月下旬から8月中旬にかけて「キタワセや牡丹種」の白い花が見頃になるので、是非お出掛け下さい。

■天ツユ(左側)が付いていますが、蕎麦ツユに牛蒡天を浸すとツユが美味しくなります

■大きなセイロにごそっと蕎麦が載っています(見た目よりも量が多いんです)

■細い拍子木切りにされた牛蒡と少量の人参がサクサクに揚げられています(揚げ方が上手で油を感じません)

■冷たい方のメニューが少ないですね(冷やしたぬき、山菜ぶっかけ等の検討をして欲しい所です)

■新得地鶏を使ったメニューが当店のオススメとの事です。うん、旨そう!

■「新得そば(商標登録しているようです)」のご説明です

■カウンター席は無く、一人でも入り口に近い四人掛けテーブルに案内されました

■左側が広い体験用の打ち場で、その奥に『玄穣』があります。そこも広い!

■観光バスのお客さんはここでそば打ち体験をするそうです(左側に石臼挽きが見られます)

■販売コーナーは、そば茶・蕎麦の乾麺・蕎麦ツユ・蕎麦の実など蕎麦関連が主役です

■真っ白い暖簾に描かれているのは、蕎麦の実です

■国道38号線沿いにこの大きな「そばの館」が現れます(駐車場がメチャ広い)

来店履歴

2022年08月16日
十勝 芽室町『新得そばの館 玄穣/げんじょう』(2回目の投稿)
2018年04月25日
十勝 新得町『新得そばの館 玄穣/げんじょう』

店舗情報

店名 新得そばの館 玄穣/げんじょう
電話番号 0156-64-5888
住所

上川郡新得町基線102

Googleマップで開く
営業時間

4月~10月 11:00~19:00 11月~3月 11:00~17:00

定休日

無休

公式アカウント
  • 公式サイト
  • Facebook
  • 食べログ

Advertisement