北海道随一の歓楽街ススキノには夜営業のみのラーメン繁盛店がたくさんあります。ここ、5-6年はススキノへは年に数回しか出掛けなくなった所為か、たまに飲み会があるとズルズル夜中まで居座って、暫く止めていた〆ラーメンにも手を出す様に…
この時は、午前1時過ぎに初めて訪問する『すずらん』へ到着。(因みに当店の開店時間は22時) ここへ来る途中、何を思ったのか繁盛店の『雪風』・『玄鳥』を偵察してから来ています。
初訪問なのでセオリーとしては券売機の先頭「鶏出汁しおらーめん」の筈ですが、飲んだ時は味覚に訴えるラーメンが欲しくなるのか、指が勝手に「辛味噌らーめん」と味玉ボタンを押していました。
出て来たラーメンを見て、これは辛味噌ではなくて普通の味噌じゃないかと疑うほど、”辛さ”を感じない味噌スープの様相。しかし、スープを一口啜ると、ピリ辛でネギの上に降り掛かった花椒の刺激も感じます。そして、やはり札幌系の味噌ラーメンは味わいが深くて、酔って鈍くなった食欲中枢が目覚めます。
ここのラーメンにはデフォで味玉が半個入るようで、半分のが三つ並んでいます。ちょっと多かったかと思いきや、トロリとした黄身が上手に調味されていて、立て続けにやつけてしまいました。
このピリ辛味噌ラーメンの麺は札幌系の黄色い縮れ麺で、慣れ親しんだ高加水のプリッとした食感に箸が止まらず、夜中なのに完食です。(さすがスープ完飲はせずに、レンゲ3口程残しました…)

■見た目は辛味噌ラーメンっぽくないが、辛味がスープに溶けてピリリとして、ネギに掛かった花椒の刺激も感じます

■大きな糸巻きチャシューが柔らかくて美味しい(ネギに掛かった茶色っぽい粉が花椒です)

■黄色い縮れ麺の太さは中細ですが、辛味噌にはもう少し太い方が好きです

■券売機の横に貼られたポストイットには、スープの説明とワンタンの皮の宣伝が…(汚れているので書き替え時かも…)

■テーブル席の調味料群は、ホワイトペッパーと一味唐辛子にのみでした

■午前1時、店主一人で営業していましたが、混み合う時間はヘルプがいるのでしょうかね…

■カウンター席の後ろ側に、券売機と水セットの予備が置かれています

■暖簾を潜ってて店内に入ると、段差が二段階続くので酔っ払いは注意が必要です

■こ店の辺りは古い建物が多い一角(この裏側は小路に小規模店舗が並んでいます)

■『すずらん』の斜め向かいには、若い頃に夜中の〆ラーメンを食べた『芳蘭』が見えました
【ついでに】
この夜はトータルで何杯飲んだのか分かりませんが、美味しかったウィスキーの一端を載せておきます。

■ご相伴させて頂いた方のボトル(ブッシュミルズ、カナディアンクラブ、グレンフェディック、トマティン)、どれも旨い!
来店履歴
- 2018年07月24日
- 札幌市中央区『すずらん』
店舗情報
店名 | 麺屋 すずらん |
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電話番号 | 011-512-3501 |
住所 |
札幌市中央区南5条西4丁目13-4 |
営業時間 |
22:00~翌5:30 |
定休日 |
日曜日 |
公式アカウント |