札幌市西区『あかね』

一週間以上も蕎麦を食べていない事に気付いて、そば粉のあの風味を思い返すと涎が止まらない。これは、味噌ラーメンにも起こる症状で、大好きなモノを一定期間食さないと禁断症状らしきを発症する様です。
そんな訳で、太目でシッカリした手打ち蕎麦を求めて『あかね』へ。ここは、七・八年振りなのでホント久々の訪問となります。
11時5分に店前に到着すると、未だ駐車場が空の状態。暖簾を潜ろうとすると、一台、また一台とどんどん駐車場が埋まって行く。失礼な話ですが、ウィークデイのこの時間に入店する方は、ご想像通り60代以上が多いですネ。良い方に考えれば、12時から13時の繁忙時間を避けて、口開けに訪問するのは年長者の優しさからなのかも知れません?!…

■開店5分後に店前に到着。既に暖簾は上がっているが、店前の駐車場は空っぽ。しかし、写真左端に見せる白い車を始め、どんどんやって来る!

十回蕎麦を食べるとすると八回は冷たい蕎麦を注文しますが、ここの太打ちは挽きぐるみ系で熱々のツユにもヘタレないので温かい「ぶたそば」を選択。そして、トッピング好きは卵黄・揚げ餅と無料の天カスを欲張りました。(一瞬、大盛りの二文字が脳裏を掠めましたが、腹に溜まる揚げ餅が入るので、珍しくも理性が働いて諦めました)

■温かい蕎麦のお品書き。道東風かしわそば・めかぶとろろそば・あさりそば・はまぐりそばが珍しい。小サイズ(-150円)は、たくさん食べたい人には嬉しい限り

 

■冷たいそばのお品書き。こちらにも道東風かしわせいろがあるが、道東では肉が硬目の親鳥(ひね鶏とも)を使う店が多いからその名を使っているのか?!…

ドンブリを覗くと豚バラ肉6~7枚が卵黄を取り囲む様に並んいますが、250円で倍増出来ると言う。あと15歳ほど若ければ、そのメニューの惹句に乗って小ライスも付けた筈ですが、このお年に至ってはメニューを見た、「目が卑しく」なっていただけです。
太打ち麺に一味唐辛子と七味唐辛子を均等に振り掛けて、いざ開戦。う~ん、思っていた通り麺がシッカリしていて、噛むとそば粉の良い風味が口中を漂います。(因みに、この太打ちは富良野産牡丹そばと茨城県産常陸秋そばを粗挽きにして仕上げたモノです)

■豚バラ肉が思いのほかたくさん入っていて、煮込まれた長ネギはとろっとろ。そして、真ん中に鎮座している卵黄が見た目的にも食欲に火を点ける

■やはり辛いもの好きはドバドバと唐辛子を掛けてしまう。その赤いポツポツが無ければ食べる気がしないとまでは言わないが、必須アイテムですわ!

■豚バラ肉に覆われた蕎麦ツユに箸を突っ込んで麺を引っ張り出すと思い通りの太さで、キッチリ角が立っている、私好みの麺でした

■この写真からですと分かり難いですが、麺を良く見ると粗挽粉のポツンポツンや黒いホシが見えます。う〜ん、理想のお姿ですわ!

■この豚バラ肉はペラペラでも無く厚過ぎず丁度良い大きさに切り付けられています。カレー南蛮があればコイツを10枚入れて欲しい(カレー南蛮がないのが寂しい…)

揚げ餅はサイコロ型なので一口で食べ易く、天カスとの相性もバッチリ。揚げ餅が口の中にある内に、天カスと蕎麦ツユを放り込む。うんうん、このトッピングの組合せは大正解でナマラうんまいわ。
いつも後半戦まで温存している卵黄を割って太麺に絡めると、顔の皺が伸び切る程にニンマリしながら一気に完食へ持って行きました。
雪が溶けたら、音威子府産キタワセと茨城県産常陸秋そばを調合した細打ちを、冷たいヤツで食べようか。

■揚げ餅は別添えの小皿に乗っていて、サイコロ型に切って揚げてあるので非常に食べ易い(他店では四角く大きいままが多い)

■天カスを追加した辺りに追い一味唐辛子をして、揚げ餅をパクつく。すかさず、天カスの所の蕎麦ツユをレンゲで掬って啜り込む。あ〜、うんまいわ!

■細打ちにも太打ちにも使われている、茨城産の常陸秋そばは手打ち蕎麦屋にとっては原価の高い材料の様です

■私が座った変わった形のカウンター席の様子。テーブル常備の調味料は、塩・一味唐辛子・七味唐辛子でした

■私が座った席から振り返るとテーブル席が並んでいました。このご時世なので、テーブルの真ん中に透明な仕切り板が!

来店履歴

2021年03月24日
札幌市西区『あかね』(2回目の投稿)
2021年03月06日
札幌市西区『あかね』

店舗情報

店名 あかね
電話番号 011-667-1123
住所

札幌市西区発寒1条3丁目16-1

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営業時間

11:00~14:30(L.O.14:00)

定休日

月曜日

駐車場

店前に6台分

公式アカウント
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