『塩屋』(2回目の投稿)

札幌市から定山渓へ向かう郊外にある、うどんの『塩屋』は店名から推測できる様に、海洋深層水で天日塩を精製して、お店のうどんに使用したり販売もしています。(駐車場の脇に、櫓づくりの塩の精製設備があります)
平日の11時半過ぎに入店すると、何組かの奥様達がランチを楽しんでいました。この辺りは住宅街なので、お近くからいらした方達かも知れません。
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季節限定メニューの鍋焼きうどんも唆りましたが、お品書きの「あつひや半々セット」のページで目が止まり、四択の中から「海鮮塩セット」を選びました。(以前、カレーセットを頂いた経験あり)
注文後にお品書きをあちらこちら眺めていると「山菜小鉢」が気になり、その中のきのこを追加注文。お店のオネーさん曰く「お出しするきのこは、はたけしめじです」との事で、近くの山で摘み取ったモノです。(当店は、自生している山菜を提供するお店としても有名です)
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大きな御膳を眺めると、二種類のうどんに天カス・追加のはたけじめじ 、そして出汁を取った後の昆布とかつお節を炊いた佃煮状のモノが並んでいます。
温かい海鮮塩うどんは、当店謹製の塩を使ったアッサリした良い加減のうどん汁で、具材は海老・帆立・イカ・大根・人参・白菜・長芋・青菜。この優しい味の汁ですと、少し鶏油などの脂分を足せば海鮮ラーメンでもアリかも知れません。
冷たいぶっかけには、タップリと天カスを入れてからタレと混ぜ込んだ後、チョットした閃きが。追加したはたけしめじと佃煮状のモノも足した方が良いのではと。実際にやって見るとこれが大正解で、もう少し麺が欲しくなる程の仕上がりでした。
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個人的にはもっちりとした冷たい麺の方が好みで、二種類のうどんを食べ尽くすと、丁度良い腹按配にてお会計です。

■二種類の温かいうどんとぶっかけ、そして副材たちがお盆に所狭しとギッシリ並んでいます(ぶっかけドンブリはお盆からはみ出ています)

■見た目よりも具材が多くて食べ応えがあります。チョット寂しかったのは、北海道としては帆立が小さかった…

■真っ白い中太麺は硬くも無く柔らか過ぎず、丁度いい歯応え&啜り応えの茹で上がりで、とても食べ易いんです

■麺を引っ張り出すと朦々と湯気を上げて来て、それを熱々のうちに啜り込みます。熱いのが好きです!

■簡素な具材だけのぶっかけはシンプルイズベスト! 麺がツルツルっとして滑りが良いのでガンガン吸い込まれて行きます

■デフォの大根おろし・鰹節・長ネギに加えて、追加したはたけじめじと佃煮状のものをザックリと混ぜてから頂くと、見た目は悪いが最高でした!

■追加したきのこ、はたけしめじは自ら山で摘んで来たものを調理しています。このお味はお酒のアテにも合っています

■あつひや半々セットは四種類あって、どれもこれも美味しそうです。ぶっかけの方には、温玉や卵黄も合いそうですネ

■『塩屋』の塩・小麦・山菜・出汁に対するこだわりが書かれています

■左側に見える調味料は、一味唐辛子と七味唐辛子。正面には飲料やケーキのメニューがあって、食後もゆっくり出来そうです

■私が座った調理場に近いテーブル席からは、小上がり席が見えて民家の和室そのものの感じでした

■客室の天井を見上げると吹き抜けになっていて、正面の壁には、北海道の守り神「シマフクロウ」らしきの絵が飾られていました

■住宅街の中の細道の突き当たりに現れる『塩屋』は、大きな民家の風情です(旧国道から細道に入るので、分かり難い…)

■『塩屋』の駐車場と建物の間には、塩を精製する木製櫓が建っています(暖かい期間だけ稼働している様です)

来店履歴

2020年01月29日
『塩屋』(2回目の投稿)
2018年06月17日
札幌市南区『塩屋』

店舗情報

店名 うどん山菜 塩屋
電話番号 011-596-5994
住所

札幌市南区簾舞1条5丁目5-41

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営業時間

11:15~14:30  17:00~20:00

定休日

火曜日・第2第3月曜日

駐車場

お店の手前側に約10台

公式アカウント
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