札幌市白石区『よし田』(6回目の投稿)

前回訪問した際は、お友達のたってのご希望により「鴨せいろ」を頂いたのですが、入店すると必ずいの一番で確認する、壁に掲げられたオススメ黒板にあった「じゅんさい とろろ冷がけ」が気になっていて、無くならない内にと頂きに参りました。
開店5分前に駐車場へ入ると、既に一台駐まっているが車内には人影が無い。そうか、当店は開店時間よりもチョット早目に暖簾を上げて、早く来たお客さんを入れてくれるんだと思い出しました。

蓴菜はこの季節になると、和食料理店・居酒屋などで「旬の酢の物」として提供されますが、お蕎麦の具材で使われるのは初めて頂く事になります。ネットで調べて見ると、更科系の名店である元麻布『堀井』や大森『布恒』で同じ様な具材で提供している事が分かりました。(ご主人がそこで食べた事があるか、あるいは勉強したのでしょうね)

朱色のドンブリは事前にキンキンに冷やされていて、汗を掻き始めています。上から覗くと、ゼリー状のぬめりに覆われたツルンツルンの蓴菜以外は、擂ったトロロ芋・刻んだ茗荷と大葉・酢橘のスライスで、配色もグッドです。
手打ち細麺を引っ張り出して啜ると、思ったよりもキッチリと締まっている。うんうん、これなら他の冷たい汁系のメニューを増やしても、蕎麦好きに喜ばれるのではと確信しました。(ぶっかけと違って、汁の量が多い冷たい蕎麦は、ややもすると麺がだらりとなるの事があります)
ドンブリにタップリと張られた掛け汁は、出汁が良く効いていて丁度良い塩梅なのでグビグビ行っちゃいました。

一心不乱で楽しんでいるとアッと言う間の完食。う~ん、instagramのフォロワーさんに倣って大盛りにしておけば良かったかと、今更ながらの反省…
今が旬の蓴菜を使ったこの蕎麦は、手打ち蕎麦好きの方には、是非ともご賞味して頂きたい一杯でした。
いつも楽しみにしている当店のオススメ黒板、次回のターゲットは「青さのりせいろ」に野菜天ぷらを付けて見ようと思います。

■朱色の綺麗なドンブリは自分好みです。具材の蓴菜・トロロ芋・茗荷・大葉・酢橘の配色も綺麗(チョットだけ赤系があれば更に良かった)

■ドンブリの半分を占めるタップリな蓴菜!ツルンツルンとした食感を充分に楽しめました(蓴菜そのもに味は殆どありません)

■擂り下ろしたトロロ芋もタップリ掛かっていて、細麺を絡めるとスルスルっと喉奥へ消えて行きます(トロロの甘さが実に好い)

■蓴菜は北海道渡島地方の大沼・小沼が有名ですが、店主にお聞きすると「今回は、秋田産を使っています」との事でした

■朱色のドンブリの外側を見ると、事前にかなり冷やされていたのか、水玉の汗を掻いていました

■タップリのツユに手打ち細麺が浮いています。このツユは塩っぱさや甘さを感じず、出汁とかえしの調整が実に良い塩梅でした(このツユ、お土産に売って欲しい程!)

■タップリのツユに浸っているので伸びが早いかと思いきや、最後までプリッとした食感が残って美味しく頂けました

■〆はいつもの様に、そば猪口へ残りのツユをレンゲで二杯よそい、そば湯をタップリ注いで二杯頂きました

■初めて座った窓側の二人掛けテーブルから、正面にある調理場方向を見た所。壁の時計は11時2分あたりを指しています

 

■定番のお品書きは全て覚えているのでいつもは見ないのですが、1ページ目の拘りの箇所を改めて読んで見ました

■入店すると真っ先に確認するオススメ黒板。次回は、左に書かれている「青さのりせいろ」を頂きたい

■11時5分前に到着すると既に暖簾が上がっていて、一台先客の車がありました。11時開店チョット前に着いても入店できるので安心です

 

来店履歴

2023年12月22日
札幌市白石区『よし田』(24回目の投稿)
2023年10月18日
札幌市白石区『よし田』(23回目の投稿)
2023年01月19日
札幌市白石区『よし田』(22回目の投稿)
2023年01月13日
札幌市白石区『よし田』(21回目の投稿)
2022年12月27日
札幌市白石区『よし田』(20回目の投稿)
2022年05月17日
札幌市白石区『よし田』(19回目の投稿)
2022年04月15日
札幌市白石区『よし田』(18回目の投稿)
2021年12月22日
札幌市白石区『よし田』(17回目の投稿)

店舗情報

店名 そば㐂り よし田
電話番号 011-799-1869
住所

札幌市白石区中央2条5丁目4-3

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営業時間

11:00~15:00

定休日

水曜日

駐車場

店前に5台

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