今までに『王将』と言う名のラーメン店は何軒も見た事がありますが、それは何処の町にでもありそうな老舗で、かつ店主が60歳以上と言う印象があります。多くのお店は何度も映画にもなった『王将』や村田英雄の歌がキッカケになっているのではと、勝手な想像をしています。
ここに紹介する『王将』も、その御多分に洩れず店主は60代後半で、お店の外観も店内も歴史を感じます。(因みに営業は、息子さんと2名体制です)
初訪でしたが、ターゲットは事前に決めていて冬季限定の「ねぎラーメン」を注文。
出て来たドンブリ一面に真っ白なねぎの細切りが敷き詰められていて、その片隅には薄いピンク色をした豚ロースのチャーシューが載っています。
この白い部分だけを使った長ネギは、辛みが少なくて甘さが勝った良質品で、オーソドックスな味の醤油スープに浸すと、ねぎはラーメンスープを吸って、ラーメンはねぎの香りが移ってメチャ旨くなります。
スープは鶏ガラを主軸に豚骨や鰹節の荒削りで取って、クセの少ない製菓用のラードを合わせているとの事。
黄色い札幌系の麺はやや柔らか目に茹で上がっていて、これはネギと一緒に頬張るのが正解。しかし、大量の長ネギですが、この一杯に何本使われているのか、興味津々です。
食べ終わって、さてお会計と思いきや「コーヒー、サービスできますが?」と訊かれたので、有り難く頂きました。(この時に、「一杯で、ねぎ何本使ってるの?」と訊いておけば良かったか…)

■これでもか、と言う位にネギの白い部分がドンブリに載って登場します

■若干柔らか目に茹で上げられた中細の縮れ麺は、ネギと絡めて頂きましょう

■冬季限定は、ねぎラーメン絡みの2種類(950円にはチャーシューが3枚付きます)

■塩と醤油ラーメンが580円、実にお安い。野菜の入った味噌ラーメンでも600円ですから庶民の味方です

■テーブル席の調味軍は一味唐辛子・ブラックペッパー・ホワイトペッパー・後ろに隠れた辣油・醤油

■長いカウンターは12席もありますが、テーブルは1卓4席のみ

■年季の入ったプレハブ式の店舗。風が強い日だったので暖簾が捩れてちゃんと撮れなかった…
来店履歴
- 2018年01月31日
- 札幌市東区『王将』
店舗情報
店名 | 王将ラーメン |
---|---|
電話番号 | 011-784-2171 |
住所 |
札幌市東区東苗穂6条2丁目1 |
営業時間 |
11:30~24:00 |
定休日 |
水曜日 |
公式アカウント |