月寒東の繁盛店『心繋』の定番メニューは、①煮干あっさり醤油・②生姜醤油・③こってり醤油・味噌・⑤つけ麺の五種類で、それほど多くはないので一気にご紹介します。
2013年6月にオープンした『心繋』で初めて食べたのが、メニュー先頭「煮干の効いた醤油のあっさり味」で、これは丁寧に作られたラーメンだなぁ、と言う感想でした。特に、煮干が主張し過ぎない優しい味の醤油スープが飲み心地良くて完飲しました。
その後、他のメニューを一通り食べてから一年半後に煮干醤油を頂くと、さらに美味しくなっていて、ドンブリやラーメンの見た目が変わっています。特に、スープの色味が薄くなっているのですが旨味が広がりますね。(数種類の煮干しと昆布などを重ね合わせているのでしょう)
二種類のチャーシューも丁度良い柔らかさで美味しい。う~ん、全体的に進化していますね。この時もスープは完飲しましたが、あっさりながら旨味がキッチリ出ている煮干醤油は、時間が経つと脳ミソが「また、あのラーメン、食べに行こ~」と定期的に促して来そうな気がします。
この時は13時ちょっと過ぎに店前に到着したのですが、すでに繁盛店になっていて店外に数名、店内には6-7名のお客さんがお待ちでした。待つのが嫌な時なので、大抵は開店時間の11時もしくは14時過ぎに行く事にしています。
この「生姜の効いた醤油味」を初めて頂いた時、スープの濃い色と薄っすらと層を成す香味油が、何故か分かりませんが食欲をググッと刺激しました。このラーメンは「新潟県の長岡生姜ラーメン」を店主がアレンジしたものと聞いています。スープは真っ黒ながら見た目ほど濃くは無く、醤油ダレに加えられた生姜がスッキリとした醤油感を醸し出しています。
生姜醤油は細麺と太麺の選択ができて、両方を試した所、少しだけ縮れた太縮をやや硬目に茹でて貰うのが最適と言う結果に。
当店で一番回数を食べているのはどのメニューだったかチェックして見た所、この生姜醤油がNo1でした。
メニューに「こってり好きな醤油味」と書かれたラーメンは、豚骨と魚介のバランスが良い濃厚スープがトロッとしています。背脂がたくさん浮いていますが、くどさは全く無くコクと言うか旨味が実に好い感じ。このスープで、ニンニク・モヤシをラードたっぷりで炒めたて味噌ラーメンを作ったら旨いでしょうネ。(勝手な想像ですが…)
これに合わせた麺は、ちっと白っぽくて緩い縮れの中太麺。茹で加減が丁度良く、モチモチっとした食感が最高でした。
まだ試していないのですが、残ったスープへ少ライスをドボン。少しブラックペッパーを掛けてサラサラっとやっても行けそうです。
札幌市民であれば同じ症状を持つ方が沢山おられると想像できる、「味噌ラーメンが食べたいぞ症候群」。これは、ひと月に一度はやって来るので、その欲求に抗わず素直にラーメン店へ行きます。
この時は都合良く『心繋』方面に出掛けていたので、特製味噌ラーメンを頂きました。(特製は、チャーシュー2枚増しで味玉入り)
以前の味噌スープには背脂がチラホラと浮いていてトロッとした飲み口でしたが、これは以前よりもサラッとした食感。豚骨ベースの味噌スープには、具材に隠れている炒め野菜の香りが移っていて、やっぱり味噌ラーメンはニンニク・ショウガ芳ばしい札幌スタイルが一番であると、再認識しました。
炙った二種類のチャーシューも美味しいのですが、四角張ったメンマも柔らかさ加減や味付けが好い感じです。
つけ麺が食べたいと思った途端、『心繋』ではまだ食べていない事に気付いて、慌てて向かいました。(これで定番メニューは全品制覇です)
これは225gの中盛りに味玉を追加。つけ麺なら325gの大盛りでも行けそうですが、そろそろお年の事も考えなければと、控え目にしました。
多くのつけ麺よりもやや太さが控え目な麺は、ツルンとした食感で加水の割合が自分向きで実に美味しいんです。(太過ぎて啜り難い、麺が締まり過ぎて硬いなど、「つけ麺あるある」は皆無)
濃厚な豚骨魚介のつけ汁も味付けが濃過ぎない仕上がりなので、麺を啜った後に、レンゲでガンガン飲んでしまう。(スープを全部飲んでしまうと、割りスープの楽しみが無くなる…)
〆には割りスープを入れて貰って完飲すると、お腹が丁度良くなったとは言え、やはり、325gの大盛りにしておけば良かったのかも…
来店履歴
- 2018年04月22日
- 札幌市豊平区『心繋/しんわ』(2回目の投稿)
店舗情報
店名 | らーめん心繋 /しんわ |
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電話番号 | 011-856-5516 |
住所 |
札幌市豊平区月寒東5条8丁目5-12 |
営業時間 |
11:00~15:00 17:00~21:00 |
定休日 |
火曜日 |
公式アカウント |