札幌市中央区『じき』

札幌の中心街に未食の手打ち蕎麦店『じき』を見付けたので初訪問です。場所はサラリーマンが多い大通とススキノの間で、蕎麦専門店ではなく夜は居酒屋なので今まで見つけ難かったのかも知れません。
12時45分に入店すると、まだサラリーマンの昼食時間帯だったので結構混んでいました。
カウンター席に案内され、お品書きを見るとどれも高価格帯だ。その中から「鶏山わさび」を注文すると、ややして品切れと告げられ、生粉打ちと粗碾き「二色」の大盛りに鞍替えした。

🔳歩道に手打蕎麦の幟がはためいていて、蕎麦屋さんの入口は何処だと見回すと、お品書きの看板が見えた方へ。暖簾が無いと分かり難いね

🔳カウンター席の端っこに案内されて奥の方を見ると、大きな冷蔵庫の中に「爾今」や「十四代」と言った銘酒が並んでいた(あ〜、呑みたい…)

🔳お冷は我が家でビールを呑んでいるのと同じ銅製のコップだった。銅製コップは冷たさを持続できるから重宝しております

🔳いやはやお品書きを見てビックリ!何と鴨せいろが¥1,980で天せいろが¥2,200とは!札幌の手打蕎麦屋さんでは一番高額なお店かも…

先ずは十割の生粉打ちが配膳され、薬味として大根おろし・本わさび・粗塩が付いている。
中細の生粉打ちへ岩塩をパラパラと振って手繰り込むと、何とこれがバッチリ合っていてそば粉の旨みが際立つ感じだ。しかし、味が単調なので蕎麦ツユと交互に楽しむのが宜しい様です。
店主に「これは何処の岩塩ですか?」と聞くと、イギリスの伝統的な製法で作った海水塩との事。う~ん、amazonで手に入れようかなぁ…
十割の麺自体はツルツルと喉を滑り易いタイプだった。

🔳十割の生粉打ちが品の良い青が印象的な皿に盛られている。麺の量は一人前の八割程度でしょうか

🔳薬味は手前から大根おろし・本ワサビ・海水塩だった。ザラザラっとして粒が疎な塩を麺に掛けて啜り込むと、あれまぁメチャ旨い!

🔳本ワサビと大根おろしをちょいと載せて手繰り込む。表面がツルツルした麺なので、非常に飲み込み易くて直ぐに無くなった

僅か2分で一皿目をやつけると、タイミング良く二皿目の粗碾きが配膳された。
中太麺には粗碾きらしいプツプツがたくさん見えていて、麺の歯応えがしっかりしている。しかしながら、麺の長さがまちまちで短く切れているのがちょっと残念だったな…
蕎麦ツユはかえしが熟れているので、好きなタイプの部類でしょうかね。

お会計の際に店主から「どちらの蕎麦が好みですか?」と聞かれ、「蕎麦好きなので甲乙は付けられません」と応えておいた。何が一番好きかと聞かれる事が良くあるが、順番じゃなくて「これとそれが好きだ」と応える様にしている。

🔳粗碾きの方は赤と黒が混ざった渋い色の器で供された。生粉打ちの量と同じ様だが、蕎麦ならもう一皿くらいは食べられそうだ

🔳写真では見え難いが麺の中に茶色い星がたくさん見えている。これを箸で持ち上げたら短いのが結構混ざっていた…ちと残念

🔳生粉打ちはアッと言う間に無くなったが、こちらは歯応えがあり、かつ麺が不揃いなので3分以上は掛かったと思われる

🔳そば湯は白濁した別誂えのもので、これを一杯飲み干してお会計です。蕎麦のお値段が結構するので、暫く再訪は無いかも知れません…

来店履歴

2023年07月06日
札幌市中央区『じき』

店舗情報

店名 じき
電話番号 050-5597-6205
住所

札幌市中央区南2条西9丁目1-27 Riche reve 1F

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営業時間

[昼の部] 11:30〜15:00 (L.O 14:30) [夜の部] 18:00~24:00 (L.O 22:30)

定休日

ランチ:火曜日  ディナー:日曜日

駐車場

無し

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