札幌市中央区『ルチン』(2回目の投稿)

綺麗な蕎麦を打つ『ルチン』さんは駐車場を持たないので、直ぐ近くの『極楽湯』に併設された有料駐車場へ駐めてからの入店。時間は11時4分。
カウンター席に座ると、先客の爺さんがこの時間から美味しそうにビールを楽しんでいます。いや~、旨そうだなぁ…

厨房から出てきた店主が注文を聞いて来ました。うん?午前の早い時間はワンオペなのか…
昨日から決めていた「きのこせいろ」と「炊込みご飯」を注文。しかし、お品書きを眺めて直ぐに気付きました。本当はぶっかけ式の「きのこおろし」が食べたかったんだと。時、既に遅し…

熱々のつけ汁の具材は椎茸・ぶなしめじ・えのき・長ネギ・三ツ葉で、結構な量が入っています。
蕎麦は二八の中細麺で、バシッと締まったヤツをつけ汁へ浸すと、やや柔らかくなってスゥ~っと喉奥へ消えて行き、うんうん、うんまい!  出来れば辛汁(もり汁)を少し貰いたかったが、蕎麦を大盛りにしていないので、ここは我慢。(大盛りにした時は、ひと味だと飽きるので、温冷の切替えを楽しむ事があります)
きのこ達は小さ目に刻まれているので、麺で具材を掬いとる様にしながら食べ進む作戦へ変更。ほぉほぉ、きのこと蕎麦が上手く絡んで大成功! 麺と具材が丁度良い按配で減って行きました。
蕎麦を大盛りにしなかったは、炊込みご飯をきのこの旨味が滲みたツユで流し込みたかったからですが、これも大成功で、ガツガツ掻き込んでアッと言う間に茶碗が空に!

件の爺さんが蕎麦を発注した時に、昼飲みを羨ましそうに横目で睨みながらお会計しました。
しかし、勝手に「爺さん」と呼称しましたが、私とて他人から見ると同じ「爺さん」なんでしょうネ。

■綺麗な朱塗りのお盆で配膳される器がどれもセンスが良く、当然ながら中細に打った蕎麦も旨そうに見えて来ます

■典型的な二八蕎麦の中細麺で、冷たいままで手繰るとバシッと締まった食感を味わえ、つけ汁に浸すと柔らかくなってそば粉の風味が増します

■このつけ汁に入った具材の量が結構多く、小さく切られているの箸で一つずつ食べる訳にも行かず、結局は麺を利用して掬いながら頂きました

■炊込みご飯は茶碗にサラリと盛られているので、私には丁度良い量でした。味付けはやや薄目で、ツユで流すと最高でした

■辛いもの好きは、何でも一味唐辛子や七味唐辛子を掛けまくるクセがあり、今回は若干ながら自重気味に振り入れています

■麺を半分だけ浸して、シャッキリ締まった食感とツユに馴染んだ柔らか部分を楽しんで見ました(やはり、別に辛汁を貰った方が良い事が判明)

■別誂えの白濁した蕎麦湯は、湯桶にビッシリと入っていて三杯は飲めそう。以前、店主が居た『デナリ』でもそば湯の量が多かった事を思い出しました

■定番のお品書きの左側に「きのこおろし」と書かれていますが、それを食べる筈だった…口が滑って「きのこせいろ」に…

■冬季間の限定は、三種類のメニューが用意されていました。ビールを飲んでいた爺さんは右側に座っていて、瓶ビールの先端が見えています

■カウンターの向こう側、暖簾の奥が調理場で、店主が一人で切り盛りしていました(お会計の頃に女将さんらしきが入店)

■どうして『ルチン』と言う店名にしたのか、一度聞いて見たい。きっと面白がってと推測…(以前のお店は『デナリ』だし…)

■三月も中旬となり、歩道脇の雪が大分減って来て、北海道にも春の兆しが見えています(因みに、『極楽湯』の駐車場は、このビルの裏側になります)

来店履歴

2022年09月07日
札幌市中央区『ルチン』(4回目の投稿)
2021年03月18日
札幌市中央区『ルチン』(3回目の投稿)
2020年03月20日
札幌市中央区『ルチン』(2回目の投稿)
2019年10月29日
札幌市中央区『ルチン』

店舗情報

店名 手打ち蕎麦 ルチン
電話番号 011-557-0346
住所

札幌市中央区北3条西12丁目2-1

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営業時間

11:00~15:00 17:00~19:30

定休日

日曜日、祝日の月曜日

駐車場

無し(店の北側にある大型スパ『極楽湯』の有料駐車場が使い易い)

公式アカウント
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