手打蕎麦『ルチン』ではGoTo Eat 食事券が使える事と、数種類の冬季限定を提供していると分かり、喜び勇んでのご訪問です。ここは駐車場を持っていないので、いつもの様に『ルチン』の裏側にあるスパ併設の駐車場へ駐めて、開店時間丁度に到着すると、丁度、店主が暖簾を掛けておりました。
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冬季限定メニューを見ると、ネットでの内容よりも増えていて、「せりもち・田舎かまあげ・豚玉カレー•揚げ餅きのこ」の四種類。初心を変えずに「豚玉カレーそば」に決定ですが、これだけでは950円なので千円単位のGoToEat食事券は使えない。大盛りにしようかと考えたが、一度食べた事がある「炊き込みご飯」を思い出して、これを追加して無事千円超えになりました。
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■『ルチン』は正面の七階建てビルの一階にあります。このビルの裏側に、スパ:極楽湯があって有料駐車場が併設されています

■この札幌パークマンションの一階には、『ルチン』の他に喫茶店などが入居しています

■以前は無かった「田舎太打ちそば」をネットで発見した時、その下の冬季限定には、(新)が付いた二種類は書かれていなかったなぁ…

■こちらは定番のお品書きで、通常は二八の中細麺となります。冷たいメニューならどれでもオススメですが、温かいのは田舎蕎麦でご賞味を!
配膳された大きなドンブリからは湯気が立っていない。なる程そう言う事か、トロミが強いので湯気が出ないのだ。
具材は玉子・青ネギ・天カスまではハッキリと見えますが、豚バラ・長ネギ・刻み油げは目を凝らさないと判別が不能。そこへ箸を突っ込んで麺を持ち上げると濛々と湯気が噴出して、黒っぽい平打ち麺が顔を出した。コイツが蕎麦では珍しいピロピロっとした面白い食感でした。
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カレー汁の辛味は穏やかながら、兎に角クソ熱い。親切にも取り分け用の器が用意されていましたが、自称「熱いもの好き」は目もくれず、カレー汁に纏い付いて来るクタクタになった長ネギや刻み油揚げを、額に汗を滲ませながらガツガツ啜り込み、何とか蕎麦の部を完食。
いや~、これだけ熱々ですと、いつも様な早食いは出来ませんでしたし、必死になり過ぎて大好きなバラ肉の味を覚えておりません…
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■配膳直後は、なんで取り皿があるのか訝ったが、成る程、湯気も立てられない超熱々のカレー汁なんだと察しました

■護国寺駐車場の『デナリ』で調理していた方と、『デナリ』の店主が同一人物だと判明したのは、この青ネギでした。札幌市内でこの感じは唯一無二!

■カレー汁に載った玉子は温泉玉子では無い。汁と一緒に煮たのではカレーまみれの筈だし。う〜ん、これはポーチドエッグじゃ無いかな…

■即座にカレー汁の辛さを確かめてから、一味唐辛子を振り入れました。ここのカレー汁は黄色が強くて見た目通りのチョビ辛でした

■挽きぐるみ平打ち麺は色黒で歯応えがありそうに見えますが、意外と柔らかくてピロピロっとした食感。もう少し厚みがあれば良いのだが…

■麺を引っ張り出すと濛々と湯気が噴出(写真では分かり難いか)。粘度の高いカレー汁なので、箸で持ち上げていると手首が疲れましたわ…
終盤戦、残しておいたポーチドエッグ風の玉子を炊き込みご飯にオンして、30秒でやつけてやりましたわ。
茶碗が空になった頃合いに、温かい蕎麦を注文した際はサービスされない事が多いそば湯と蕎麦猪口が登場。「あ~、有難い」と二杯頂き、おもむろにお会計に立とうとした時、「温かいお茶です」と女将さんが更なるお気遣いをしてくれました。あ~、ホント好いお店だわ!
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お会計の際に、「平日のお昼時はサラリーマンやらご近所の方で混雑してるので、土曜日に伺いました」と事情を告げると、「土曜日はず~っと空いていますよ」と、ご主人も女将さんも頷いておりました。
ゆったりと美味しい手打蕎麦を頂きたい方は、是非とも土曜日にご訪問下さい。
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■白飯なら分かるが、折角の炊き込みご飯へポーチドエッグ風をオン。即刻、黄身を割る。玉子好きは炒飯でも鰻重にでもこうしたいのです!

■2019年4月オープンなので、ここの器類はとても綺麗。特に、そば湯の桶の紅い色が気に入っております
来店履歴
- 2022年09月07日
- 札幌市中央区『ルチン』(4回目の投稿)
- 2021年03月18日
- 札幌市中央区『ルチン』(3回目の投稿)
- 2020年03月20日
- 札幌市中央区『ルチン』(2回目の投稿)
- 2019年10月29日
- 札幌市中央区『ルチン』
店舗情報
店名 | 手打ち蕎麦 ルチン |
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電話番号 | 011-557-0346 |
住所 |
札幌市中央区北3条西12丁目2-1 |
営業時間 |
11:00~15:00 17:00~19:30 |
定休日 |
日曜日、祝日の月曜日 |
駐車場 |
無し(店の北側にある大型スパ『極楽湯』の有料駐車場が使い易い) |
公式アカウント |