自称ながら蕎麦好きが今夏まだ「冷やしたぬき」を一杯しか頂いていないと言う不甲斐なさに苛まれて、ちょっと変わった「冷やしたぬき」を求めて『ルチン』へ参りました。ごぼう天が好き過ぎて、それが入った蕎麦を食べる事が多くなり、「冷やしたぬき」をすっかり忘れていた様です。
暖簾が上がるまで外で5分ほど待って入店すると、あれま以前もお見掛けした80代と思しきオジイちゃんが日本酒を嗜んでおられた。(前回は、ビールだったな)
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■当店は駐車場を持たないので、近くの大きな有料駐車場へ駐めた。『ルチン』は、この大きなマンションの一階です

■暖簾が上がったと同時に入店。しかし、例のオジイちゃんには負けました(きっと、このマンションか直ぐ近くの筈だな)

■私が座ったのはL字型カウンターの角。オジイちゃんは右側の方に座って、300ml瓶入りの冷酒を嗜んでいた
さて、当店には普通タイプ・五目・海老天入りの三種類ある中、「五目冷やしたぬき」を大盛りで注文。冷たいのは何でも大盛りにする癖は、このお年ですと完食時に腹パンで動き難くなって来てるので、もう止めた方が良いのだが口が勝手に「大盛り」と言ってしまうんですよネ…
当店では月々の限定商品を出していて、八月は「とろろぶっかけ・冷かけきのこ・小海老天おろし」の三種類。季節限定に直ぐ飛び付く人間だが、この日は冷やしたぬきから寝返る事は無かった。
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■当店のお品書きは、飲食店の中では極小です。当然ながら字も小さいので、老眼鏡なしでは無理でした

■お品書きの裏側はお飲み物が書かれていた。あのオジイちゃんは、きっと「北の勝」を飲んでいた筈です

■カウンター席の後ろ側には、綺麗で「木」を感じるテーブル卓が並んでいた(全部で5卓あります)
「五目冷やしたぬき」の具材は、天カス・ミニトマト・冷製チキン・竹輪・茄子煮浸し・ほうれん草・椎茸と、普通の冷やしたぬきよりも盛り付けが美味しそうに見えた。卵好きとしては、普通の冷やしたぬきに入る卵黄ではなく、茹で玉子か錦糸玉子が入っていたら100点満点でしたネ。
ぶっかけ汁をドボドボと掛け回して底の方から混ぜるが、麺が多過ぎてかなり重くて上手く行かない。試しにひと口すすって見たら、いつものよりもツユが滲みた感じ薄かった。だから並盛りの方で良かったって!
蕎麦猪口の方のツユへ麺を浸して、ドンブリの麺の量を減らす事も考えたのだが…
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■ツヤツヤで真っ赤なお盆で配膳され、その上の「五目冷やしたぬき」は彩りがとても良かった

■ひと手間の工夫がされた具材は以下です。鶏肉:冷製の味付きモモ肉 茄子と椎茸:煮浸し ミニトマト:皮なし

■具材が満遍なく載っているが、ちょっとだけ空きを見付けた。見た目では、麺の量が分からないが、メチャ入っている
良く麺を観察すると、この日のにはいつもより平べったいのが混在していて、こう言うバラバラのも結構好きなんですよネ。乱切りではないが、当店では初めての経験だった。
中盤戦になると麺の量が少なくなった事で、ツユや天カスとの絡みが良くなり、やっぱり前半戦よりはかなり美味しく頂けた。
結局は腹パンで完食したけれど、このぶっかけ式の時は大盛りにしない様に心掛けます…
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オジイちゃんは飲み終わって、温かい蕎麦を悠々と啜っておりました。粋だねぇ、軽く一杯やってからのお蕎麦って。
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■麺をツユが溜まっている底の方から混ぜながら引っ張り出すと、あれれれれ、平べったい麺が混ざっているぞぉ〜

■ここのそば湯はやや白濁した別誂えです。ぶっかけ汁を割って、腹パンなので一杯だけ頂きました
来店履歴
- 2022年09月07日
- 札幌市中央区『ルチン』(4回目の投稿)
- 2021年03月18日
- 札幌市中央区『ルチン』(3回目の投稿)
- 2020年03月20日
- 札幌市中央区『ルチン』(2回目の投稿)
- 2019年10月29日
- 札幌市中央区『ルチン』
店舗情報
店名 | 手打ち蕎麦 ルチン |
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電話番号 | 011-557-0346 |
住所 |
札幌市中央区北3条西12丁目2-1 |
営業時間 |
11:00~15:00 17:00~19:30 |
定休日 |
日曜日、祝日の月曜日 |
駐車場 |
無し(店の南側に大型有料駐車場があります) |
公式アカウント |