札幌市中央区『かるいち』

以前から、軍鶏料理専門店の『かるいち』がランチタイムに手打蕎麦を提供している事は知っていましたが、なかなか機会が恵まれず、今回やっと念願が叶って初訪問できました。
街中のこの辺りでは珍しい一軒家。建物は若干ながら古びてはいますが、木々が茂った敷地には僅か二台分ですが駐車場スペース用意されています。
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開店と同時に入店すると、一人なのにカウンター席では無くテーブルが二卓並ぶ個室へ案内されました。
ネットで先刻ご承知のお品書きの中から、予定通りの「軍鶏カレーセイロ」ですが、「大盛りで」と告げると「今はやっておりません」との事。大盛りが無いので、ミニ軍鶏親子丼かミニ軍鶏カレーが欲しい所ですが、お品書きには並盛りしか見られません…う〜む、実に残念。
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当店では道産のそば粉を使用していて、粗挽き粉を混ぜた二八の細打ちに仕上げています。数本をツユに付けず啜ると、細麺ながら締まった歯応を感じます。
熱々のつけ汁からはカレー風味の良い香りが立って来ます。具材は、軍鶏のムネ肉・長葱・マッシュルーム・蒲鉾・三つ葉で、そこへ一味唐辛子を振り入れてから蕎麦を投じます。
カレー汁はそれほど辛くないので「麺を投じて、一味唐辛子を振り入れる、手繰り込む」、この一連の動作で食べ進めて行きます。
軍鶏のムネ肉はアッサリして柔らか。もう少し歯応えが来ると構えていましたが、ふんわりした感じで実に食べ易い。
大盛りでは無いので、ワシワシやっているとアッと言う間の完食。カレー汁を蕎麦湯で伸ばして一杯、蕎麦湯だけで一杯頂いてお会計。
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一度、夜営業で軍鶏鍋や焼鳥を頂きたいのですが、散々食べて飲んでから帰宅するには、徒歩と交通機関の乗り換えがあるので、なかなか難しそうです。
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■熱々のカレー汁に軍鶏肉が使われているとなると、どんな風に調理されているのか心が躍ります(以前、軍鶏肉は食べた時は結構な歯応えでした)

■道内産のそば粉を二八の細打ちに仕上げています。冷たいままで頂くと、キッチリと締まった味わいを確かめられます

■やはり和風カレー汁には一味唐辛子が必須で、これを入れないと味がバシッと締まらないので食欲が増進しませんよネ!

 ■カレー汁に麺を投じると、汁に粘度があるので沈みません。そこへ追い一味をしてから手繰り込みます

■細麺を引っ張り上げると、カレー汁をたくさん纏って上がって来ます。これは細麺の良い所ですネ

■杓文字でカレー汁を探ると、軍鶏肉の塊が引っ掛かりました。これが意外とアッサリで柔らかでした

■薄っすらと白濁したそば湯。これは二杯目を注いだ所です(カレー汁と混ぜないと、チト味が薄いかも…)

■ランチタイムの蕎麦のお品書き。品数はそれほど多くは無く、やはり軍鶏を使ったメニューが多い

■こちらは丼物のお品書き。当然ながら全て軍鶏肉を使っていて、親子丼とカレーが気になります(ご飯の方は、大盛りがあるんです)

■当店では北海道産のそば粉を使っていて、石臼挽きの粗挽き粉を混ぜた二八の細麺に仕上げています(大盛りの復活を切に願っております!)

■少し古びた建物で、懐かしい昭和レトロを感じます(こう言う建物なので、室内は結構寒いんです…)

■街中でこれだけの敷地があると、下世話な話ですが固定資産税がかなり掛かりそう…

来店履歴

2020年02月03日
札幌市中央区『かるいち』

店舗情報

店名 軍鶏料理専門店 かるいち
電話番号 011-614-5556
住所

札幌市北2条西17丁目1-20

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営業時間

[昼営業] 火~金: 11:30~14:30、 土: 11:30~14:00   [夜営業] 18:00-23:00 、 日・祝 :7:00~22:00

定休日

日曜日(営業日もあるので要確認) 日・月は昼営業なし 

駐車場

店前に2台分

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