札幌市白石区『丸源ラーメン 菊水元町店』

2022年末に札幌へ進出した、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで出店攻勢の『丸源ラーメン』、最近SNSの出現が多いですなぁ。(2023年2月現在で、約190店舗あるそうだ)
ファミレスのような大型店はガヤガヤして五月蝿そうに思えて滅多に行く事はないが、最近SNSで『丸源ラーメン』の写真がたくさん出回っているので、ミーハー的な偵察に行って見ました。
・
42台駐められると言う駐車場に開店前に到着すると、すでにお待ちの車が数台。10時半開店と同時に入店すると、カウンター席に案内され、どんどんお客さんが入ってくるのを店員さんがテキパキと捌いていた。
・

■この大きな店舗は、以前は焼肉の『カウボーイ家族』でした。まぁ、大型飲食店は無くなったり変わったりで入れ替わりが激しいネ…

■お店の右側に大きな駐車場があるが、私が帰りの際にはほぼ満車となっていた。平日のまだ11時丁度だったのに…

■テーブル席がたくさんあって、全部で百人以上も収容できる大型店らしい。う〜ん、これだけ広いと落ち着かないなぁ…

■私が座ったカウンター席はL字型になっていて、全部で10席以上はある様だった。椅子が固定化されていて、座り難かったな…

注文はファミレスや回転寿司店の様にタッチパネルでやるんだね。要領が良く分からないながら手探りで「野菜肉そば・肉増し・味玉」を何とか選び終わると、店内は更にごった返し始めた。
改めてカウンター席を見回すと、拉麺胡椒・揚げにんにく・どろだれラー油、餃子用に餃子ダレ・酢が並んでいて、調味料系が個人店よりも充実してるのが分かった。しかし、味噌ラーメンもあるのだから一味唐辛子や七味唐辛子もあった方が良いよね。
・

■大きなメニューは写真付きなので実に分かり易いネ。肉そばが当店の売りらしいが、豚骨・熟成醤油・坦々麺・味噌味と品数が充実している

■メニューを見て食べるものが決まったら、正面のタッチパネルを操作しての注文となる。しかし、硬茹で指定の方法が分からず終いで決定してしまった…

■テーブルの左側に調味料群があって、右からどろだれラー油・酢・餃子だれ・拉麺胡椒・揚げにんにくのラインナップだった

5~6分でラーメンが着丼。いやはや、写真で見たのよりも野菜がてんこ盛りでなまら多い。しかし、盛り付けがちょっと雑な感じを受けるな、無理やり細切りの長葱をトップに載せた感じが強い…
野菜の層を確認すると、上から長葱細切り・ニラ・モヤシ・キャベツ・長葱輪切りの順だった。まぁ、何たって長葱細切りが尋常な量じゃなかったので、野菜増しに加えてネギ増しまでしてしまったのかと自分を疑ってしまった。
・
って事で麺を穿り出すとスベスベの角が立った中細麺だったが硬茹ででは無い。注文用のタッチパネルで「麺硬め」を指定出来なかったのが敗因か?! 具材が多いと時間が掛かるから麺は当然ながら伸びるって事で、硬麺好きとしては不覚だったなぁ…
・

■拉麺ドンブリを受ける皿付きな所は評価できるね。そして、味玉を丸のまま出すラーメンが結構ある中、パカーンと割っているのも好い

■ラーメンドンブリを横から見ると、具材の層がハッキリと見えた。野菜ラーメンのオーダーだけど、ネギ増しに見えて来るな、これは

■この長ネギの細切りなんですが、ネット上の写真では綺麗に盛り付けていたんですがね! 雑に絡んで見映えがゼロだわ…

■麺を引っ張り出した時に、ハタと気付いたのだ。このタイプは伸び易いし食べるのに時間がかかるから「硬麺」じゃなければって！

そうそう、お肉増しにしたのは正解で、豚バラ肉は美味しいですね。北海道人としては、もう少し味が濃くてもOKかな。
具材がタップリなので、野菜二箸・肉一箸・麺ひと啜りのペースで食べ進んでいる内に、オレンジ色のゆずおろしがスープへ溶け込んで来てサッパリ感が広がった。でも、ゆず味は塩ラーメンだよなぁ～。
・
中盤戦ではブラックペッパー系の拉麺胡椒を掛けて、後半戦となるとどろだれラー油をブチ込み、適時に食欲を鼓舞しながら何とかフィニッシュへ。あ～、久々に食べ疲れましたわ…
・

■肉増しにした事もあって、野菜の下敷きになったのがドンドン出てくる。優しい味付けだが、個人的にはもう少し濃い目にして欲しい

■具材をガツガツやっていると、その内ゆずおろしがスープの方へ溶け込んで行きだした。味は悪くないが、醤油味には無くてもOKだな

■拉麺胡椒を振り入れて見ると、好きなブラックペッパー的な粗さがあるヤツだったので、ついたくさん掛けてしまった

■ラーメンの総量が多いので、食べている内にダレが来てしまうが、一番ダレを排除してくれたのは、この「どろだれラー油」だった