札幌市から十勝へ帰省する際は、夕張方面の山の中を通る事が多いのですが、たまに日高方面からのルートを選ぶ時もあります。その時に、浦河町から大樹町へ抜ける天馬街道の途中で、手打蕎麦『春別』を見掛けていたのですが、六年前に小樽市銭函へ移転。気になっていながら、やっと訪問出来ました。
店は自宅兼用なので、店舗用と自宅用で玄関が二つあり、その玄関前が駐車場となっていました。
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民家兼用なので、当然ながら靴を脱いで、一番乗りの入店。居間の様な雰囲気の部屋にテーブルが並べられていて、奥に鎮座する真っ黒い薪ストーブが印象的です。
席に座ると直ぐに店のお兄さんが注文を取りに来て、当然ながら当店の名物「つぶ昆そばの大盛りでお願いします」と速攻の注文。「つぶ昆そば」の名はかなり前から聞いていて、今回が初めてなので前日から楽しみにしていました。
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蕎麦は大きな皿にタップリと盛られています。
別皿の「つぶ昆」は、シュレッダーで綺麗に割いた様な細い昆布に巻かれていて、その中にツブ貝の身が入っている様です。昆布は揚げてあるのでワサワサとした食感が合って、やや噛み切り難いのですが、口に入ってしまうと昆布の旨味がジュワーっと滲み出て来ます。
昆布の中から顔を出したツブ貝は、そうです、あのまんまのツブ貝のお味。ブリットした食感が良いですね〜。この「つぶ昆」はチョット変わったと言うか、誰が考案したのか実に面白い調理法です。
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平べったい中太の蕎麦は二八で打たれた様な感じで、茹で上がりはやや柔らか目です。このタイプは、そば粉の自体の味がしますが、ピシッとした直線的な麺は無いので、スルスルっとした滑らかな喉越しとはなりません。
この大盛りの注文は、器にタップリと麺が盛られているので、完食時は予想通りに腹パン状態でした。
満腹なので、そば湯は無くても良かったのですが、〆として一杯だけささっと飲み干してお会計です。
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折角、銭函まで遠出して来たので、ここから車で3分の『青空餃子』へ。ここは以前に、札幌市白石区にお店を構えていて、何度も訪問した事があります。名物の大きな餃子と焼売の冷凍品を仕入れて、満足気にご帰還です。
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来店履歴
- 2020年10月05日
- 小樽市『春別』
店舗情報
店名 | 春別 |
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電話番号 | 0134-61-6182 |
住所 |
小樽市銭函3丁目186-27 |
営業時間 |
11:00~売切次第終了 |
定休日 |
不定休 |
駐車場 |
店前に4台 |
公式アカウント |