十勝 帯広市『ゆうたく』

豚丼発祥の地、帯広市には美味しいお店がたくさんあるが、この店に行けてなかったんです。昭和37年創業の精肉店直営『ゆうたく』。
十勝へ帰省した時にしか美味しい豚丼は食べられないので、豚肉がたくさん入った「大きなぶた丼」を選んで、ご飯は普通にしてもらい味噌汁とサラダを追加した。
豚肉は十勝産ロースを低温で1週間以上熟成させた上で、厚目に切った網焼きと聞いていた。
(本当はリブロースのトンカツも候補に入っていたのだが、帯広市の肉料理店で初訪問となると、やっぱり豚丼になるよね)

■店前に広い駐車場があって、そこのアスファルトは凍りついて十勝らしいガリガリ状態。冬履でも滑るのでご注意です!

■冬の十勝は札幌と違って晴れ間が多くて気持ちが良い。しかし、青空とは真逆に寒さがキツイので外を歩く人は少ない

■14時に近い入店だったが、半分くらいお客さんおりました。右奥の暗い部屋にはテーブル席が並んでいた(お昼時の繁忙期に使用)

■カウンター席の後ろ側にもテーブル席が並んでいた。全部で58席(カウンター8席・テーブル50席)もあるとの事

■さすがお肉屋さんのお店です、メニューのバリエーションが幅広い。これで数種類のカツ丼(玉子とじ・ソース・タレ)があれば鬼金だね

肉の切り付けと厚みが、あの元祖豚丼の『ぱんちょう』と良く似ている事に気付いた。他店よりも厚目なので柔らか過ぎず嚙み応えがあって、肉の旨味が良く分かるヤツです。ですが、チョットばかりタレが濃厚なので、ご飯の方へ回し掛けるタレの量を減らしてもらい、別添えのタレを少し頂いて調整するのがベストだと思い付きました。

丁度、半分進んだ所でテーブル常備の山椒の粉をパラパラ掛け回して見ると、うんうん、山椒の風味やスッキリしたピリピリ感が、タレ焼きの肉を優しく包んでくれて俄然と食欲が増幅しました。

■黒い大きなドンブリに入った豚丼が、その右奥のタワー型キャベツサラダに圧倒されていますねぇ〜

■一見、豚肉の量がそれ程でも無い様に見えていますが、折り重なって入っているので、結構なボリュームなんです

■食べやすいサイズにカットされている、そのカットの感じが豚丼の創始者『ぱんちょう』に似ているんですよね

■お肉の下のご飯にもタレが掛かっているのですが、これは無くてもお肉のタレだけで充分に頂ける筈です

■後半戦にテーブル常備の「さんしょうの粉」を振り入れた。十勝の豚丼専門店では山椒や一味を出すお店が少ないが、これは嬉しい!

豚丼のタレがたくさん掛かってるので、その濃厚さをリセットするのには味噌汁の出番です。揚げ・若布・長葱と言う味噌汁具材のど定番だけど、ナメコなどの選択が出来れば最高ですよね。
濃厚さのリセットと言えば、配膳された時にその量でビックリしたキャベツサラダも活躍しました。胡麻ドレッシングを掛けて豚丼の合いの手として、あるいはたくさんあるお肉と一緒にムシャムシャやっていると、全部食べる事ができた。そうか、トンカツの時も千切りキャベツって結構食べられるもんね。

「大きなぶた丼」のご飯を普通盛りにしてもらって大正解、完食した時はもうこれ以上入らない満腹状態でお会計をしました。
その後、水公園にあるオベリベリ温泉で汗を流してから、夜の宴会に備える予定でした。

■定番の具材が入った味噌汁は残念ながら有料です。他店でも味噌汁が有料派・無料派で分かれています

■タワー型のキャベツのサラダには胡麻ドレッシングを掛けて頂いた。キャベツの脇には申し訳なさそうにマカロニが添えられている

■ここの胡麻ドレッシングは、やや濃い目で味が良かった。その手前の黒いのは豚丼のタレでは無く、トンカツソースでした

■『ゆうたく』訪問の数日前に食べた『匠』の駐車場からオベリベリ温泉への道が続いています(50m先)

来店履歴

2022年12月15日
十勝 帯広市『ゆうたく』

店舗情報

店名 ゆうたく
電話番号 050-5570-0433
住所

帯広市東2条南12丁目2

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営業時間

11:00~15:00(LO 14:45) 17:00~20:00(LO 19:45)

定休日

木曜日

駐車場

24台

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