札幌市白石区『山と雲 虹イロハ』

2020年8月にオープンしたばかりの『ヌードルバー  山と雲  虹イロハ』ですが、長い店名表記のどの部分が実店名はなのか、未だ分かっておりません。因みに、お会計の際に貰った領収書の手書きだった店名欄は『山と雲』だけ…
なお、当店は誰もが知っている繁盛店『飛燕』とスパイシーラーメンの『新』とのコラボ店との事です。
・
カウンター上に貼られたメニューを見ると、「辛雲呑中華そば」がいの一番に目に入ったので、安直ながらこれに決定。何かトッピングが無いのかと見渡してもノットファンド。オープンして未だひと月チョットなので、もう少し落ち着いた時には、是非とも味玉・メンマ・チャーシューなどのトッピングを追加して頂きたいですネ。
・
全体が丸みを帯びた有田焼のドンブリが到着。この形のドンブリ は口がすぼんでいて具材が見え難いですが、雲呑・根曲がり竹・長ネギ・マッシュルーム・海苔を確認しました。う～ん、普通のラーメンからすると、チョット変わっていて面白い。
雲呑は皮が大き目で餡もタップリ入ってナマラ旨い。着丼待ちの際に、調理している所を眺めていたら、注文が入る毎に雲呑を包んでいました。そして、これが５個もあるので嬉しい限りです。
・
小樽地鶏とマッシュルームから取った出汁を使う醤油スープは、辣油で紅っぽくコーティングされた感じで結構辛く見えますが、実にマイルドで飲み易いんです。
麺は全粒粉入りの平打ち縮れ麺で、プリッとした歯応えが気に入りました。これって、英語で chewy textureつぅヤツですかね?!　この様な平打ち麺では結構柔らか過ぎるのを見掛けますが、ここのはキッチリとした食感があります。
左右の席のお客さんから聞こえて来る「ズズズズ～、ズボッ」と豪快に麺を啜る音に乗せられ、一気に完食です。
・

■ドンブリの縁が開いたタイプじゃないので、具材がゴチャゴチャっとした感じに見えますネ

■見えている雲呑は2個だけなのに、ドンブリの表面を多く占めています。その横の根曲がり竹ですが、この形でラーメンで使うのは非常に珍しい

■辛い物好きは、ブラックペッパーをしこたま麺に振り入れてから食べ始めました(辣油も追加したかった…)

■これくらい麺を持ち上げると結構重い。麺を良く見ると、全粒粉使用の証であるツブツブが散見されます

■餡をタップリ含んだ雲呑を一口で食べると、口の中に肉の旨味が広がります。う〜ん、大きい事は良い事だ！

■大振りの雲呑の上は、辣油が浮いた醤油スープでオレンジ色に見えます。一見辛そうですが、マイルドなチョビ辛でした

■手横転は醤油ラーメンのみの提供で、メニューは見えている四種類に加えて、「汁なしトリュフそば」があります

■開店直後から満席なので、カウンター席の様子はこの範囲しか撮れません…(カウンターは6席、他にテーブル1卓で4席)

■当店のスープは小樽地鶏とマッシュルームから取っているとの事。雲呑は「イロハ特注」と書かれていますが、イロハってこのお店の事?1…

■赤提灯の下にあるお店の看板ですが、ひょっとして『山と雲』と『虹イロハ』は、二店がコラボでオープンしたと言う意味が隠されているのか?!…

■このお店の前は、きっと居酒屋だった筈だ、と分かりそうな外観です。残念な事は、駐車場が店右側に一台分しか無い事です…