札幌市白石区『蝉吟/せんぎん』

変わったラーメンを食べさせるお店の紹介をネットで見て、本郷通の商店街にある『蝉吟』へお出掛けです。フレンチ経験のシェフが作るラーメンと言う触れ込みなのですが、入店して見ると落ち着いた雰囲気の店内は、ドッグレッグした長いカウンターに、余裕を持って並べられた椅子が僅か6席。紺色のYシャツを着たシェフが一人で作業する雰囲気には、ラーメン屋さんらしさは全くありません。
カウンター上に掲げられた黒板メニューを見ると、「何屋さんなの?」と訝るのは私だけじゃ無いと思います。干しエビとマヨネーズリヤッド・エストラゴンとか、ゆでピーナッツとクリームチーズのオイル漬け・ミントなど、ラーメン屋さんでは提供しないものばかり…

初めてのお店なので、最初に書かれていた「エビつけ麺(オマールエビの冷たいソースで)」と名前が長いのを注文です。寡黙そうなマスターが一人で作業している間、小さなスピーカーから流れるシャンソンを聴きながら待ちましょう。
小さな器には淡いオレンジ色のオマールエビ・クリームスープが、とても大きな皿にはそれに似つかわしくないほど少量の冷たく白っぽい中細麺。添え物は紫サボイキャベツをちぎったものに鶏胸肉のスライス、そして長ネギの細切り。
白っぽい麺をクリーミーなスープ浸して頂くと、上品なエビの風味と旨味を感じます。う~ん、これは「おフランス」主体でラーメンがその力を借りているんでしょうね。
オマールエビのスープの味が良いのでガバッと麺を掬い入れて、5回ほど頬張るとお終いになりました。量的にはチョット物足りかも知れませんネ。

■白っぽい中細麺はしっかりと水切りがされていて、プリッとしています

■スープが旨いので麺をごそっと投じて、ワシワシ頂きました

■左へドッグレッグした長いカウンター。しかし、ここには6人しか座らせてもらえません…

大泉洋・戸次重幸の 深夜番組「おにぎりあたためますか」で紹介された10日ほど後に『蝉吟』へ13時半頃に入店すると、数組が立ったままでお待ちでした。(店主は一人営業なので数人ずつカウンター席へ案内していて、最大でも着席は6人)
前回は「エビつけ麺(オマールエビの冷たいソースで)」と言う長い名前でしたが、今回も長くて「玉葱とオリーブオイルで乳化させた味噌」。
フレンチ経験者の店主が作る味噌ラーメンは、クリーミーな粘度で味噌風味が良く出たスープでした。ラーメンのネーミングからも、オリーブオイルや玉葱で「味噌感」を封じ込めているのだろうとの想像は外れましたが、茹で加減が丁度良い中太縮れ麺との相性が良くて箸が進みますネ。
前回のおフランス寄りから、かなり札幌周辺に近付いたお味でした。これを、こっそりススキノのラーメン店で出したら「うん、炒めモヤシが入っていないけど、クリーミーな味噌スープが好いねぇ」と喜ばれる様な気がします。

■美しい丸みの白いドンブリ。白い味玉の黄身が旨かったなぁ〜

■中央に鎮座した味玉、スープ表面を彩る長ネギ。良く見ると挽肉とモヤシ、そしてメンマもあり、正々堂々の味噌ラーメンですね

■黄色い中太麺は札幌系と同様に縮れ麺で、茹で加減がやや硬目で私好みでした

■おつまみが面白い。二度目の訪問時におつまみとスパークリングワインを飲んでいる人達がいて、羨ましかった…

■11月下旬に降った雪が解けないので、歩き方に気を付けて入店です

Advertisement

店舗情報

店名 蝉吟/せんぎん
電話番号 011-558-9114
住所

札幌市白石区本郷通9北4-26

Googleマップで開く
営業時間 11:30~14:30 17:30~21:30
定休日 火曜日
公式アカウント Facebook 食べログ