札幌市白石区『季風』

親類宅へ向かう途中の『コープさっぽろ Lucy:ルーシー』のお向かいにある、十割蕎麦『季風』を認識したのは数年前。お店の前は少なくても百回ほどは通っている筈なのに、初訪問となります。
さて、10時50分に駐車場へ到着すると、店主が早くも暖簾を上げに出て来たので、開店時間ちょっと前に入店。
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外観からするとそれほど大きくなく見えたけれど、店内はまぁまぁ広くて22席あるそうだ。
カウンター席・テーブル席、そして小上がりもあるので使いやすそうな作りだ。
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■地下鉄『南郷18丁目』から徒歩3〜4分のお店が立ち並ぶ界隈にあり、お店の外観が大人しい感じなので、つい見過ごすかも…

■お店を入ると先ずはテーブル席が現れる。四人掛けが2卓で二人掛けが1卓だった

■こちらは畳の小上がり席で2卓用意されている。小さなお子さんがいる家族は、こちらが使い易いかも知れません

■お一人様用のカウンター席は僅か四つだけだった。家族連れが多いからカウンター席は少な目なのだろうか?!…

メニューを見るとたくさんの品数があったが、ちょっとの間大好きなごぼうの天ぷら食していなかったので「冷ごぼう天そば」に目が行って、ささっとこれの大盛を注文した。しかし、注文後にメニューを見直していたら「キーマカレーハーフとそばセット」や「まぐろ丼(ハーフ)とそばセット」でも良かった様な、気の迷いが湧いて来た…まぁ、次回にしよう。
そして、メニューの最終ページに「角煮定食」があって、1,680円と高価ながら、これも気を引きましたねぇ。
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■こちらは冷たい蕎麦のお品書きで、全十四種類なので丁度良い品数でしょうかね。この中では他店では見掛けない「角煮セイロそば」が唆りますねぇ

■こちらは温かい蕎麦のお品書きで、全十七種類と充実した品数です。こちらでは「けんちんそば」が気になるね(茨城県・岡山県の郷土料理)

■配膳を待つ間にこのページを眺めていたら「キーマカレー(ハーフ)とそばセット」が目に入り、むむむとなった…

■こちらにはトッピングや一品料理が載っている。右側の「角煮定食(そば付)」も良さ気です

10分ほどで配膳されると、蕎麦が入った器がデカくて麺の量もかなり多い。だけど、「冷ごぼう天そば」だから麺はセイロに盛られていると思っていたのだが、「冷かけ」スタイルだったのにはビックリだった。「冷かけ」は札幌市内のそば店では滅多に見かけないし、ぶっかけのごぼう天ならガッテンが行ったのですがねぇ…
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当店の十割蕎麦は意外にもツルンツルンとした、予想外に滑りが良いヤツだった。なので喉の通りが良くてドンドン胃の腑へ落ちて行く。そして、麺が結構長いなぁ。(ひょっとすると機械打ちか?!)
「冷かけ」のツユは塩気が控え目でアッサリとしている。なので、刻みネギやワサビを使った方が箸が進みましたネ。
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■配膳されて先ずは蕎麦にツユが掛けられているのにビックリした。ぶっ掛け式の量では無いので「冷かけ」だと判断した

■玉子焼きはきっと箸休め的な副材だと思うが、アッサリとした糠漬け(キュウリ・カブ等)でも嬉しいよね

■写真よりも実物の器が凄くデカいんですわ。そこへタップリと麺が泳いでいるので、他店の二人前はあるんじゃないでしょうか?!

■この十割蕎麦は中太で箸触りや食感がツルンツルンしている。恐らく粉を湯練りしている様な気がしたが、果たしてどうなのか?!

別添えの天ぷらはごぼう天だけと思いきや玉葱や人参もあったので、これは嬉しかった。サックりしたのを「冷かけ」のツユに浸してパクリ。うんうん、玉葱天が意外とうんまいわ。(塩があったら、試して見たかったなぁ…)
天ぷらの量的にはもう少し量があっても良かかもしれない、このカラッとした揚げ具合ならネ。
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〆のそば湯を頂き終わったら、メチャクチャ腹パンになっていた事に気付いた。う～ん、やっぱりここの大盛りは量があるんですねぇ。
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■「ごぼう天そば」を注文すると約八割のお店では、天麩羅はごぼうだけなのですが、ここでは玉葱と人参が付いていたので嬉しかった

■「冷かけ」をズルズル引っ張り上げて啜っていると、やや飽きが来るので天ぷらを載せて一味をパラリと掛けて見た。大正解！

■大量の蕎麦を何とか完食して、ホッと一息のそば湯が美味かったなぁ。ホント、そば湯って寛ぐよね！

■完食後の器に残った冷たい蕎麦ツユ。腹パンじゃ無ければ、もう一杯そば湯を頂いた筈だが…