十勝 芽室町『びばいろ』(2回目の投稿)

更別村で十勝っ子のソウルフードである「豚丼」を頂こうと、田園風景の中を走っていると「蕎麦の里 びばいろ 1.6km右」と書かれた小さな看板が目に入り、急遽そちらの方へハンドルを切ってしまった。

畑の真ん中にポツンとある『びばいろ』へは、舗装道路から細い砂利道を数百メートル走ります。(ナビに頼っても、砂利道へ入る所で案内は終わります)
農家の様な店舗の駐車場には、既に先客が居て「11時半開店なので、まだ10分程ありますよ」と70代後半のオジさんが親切に教えてくれた。立派なカメラをお持ちだったので、話し掛けると「花を撮って、パソコンで画像調整をしてからブログに掲載している」との事。お~、やるなぁ~。

さて、座敷のテーブルに座ってお品書きを舐め回すと、前回訪問時よりも増えている様です。「冷かけ野菜そば」が面白そうだったので、これを太麺の大盛りで注文。因みに、当店の蕎麦は十勝産の上質なものを選りすぐって、石臼碾きの自家製粉に拘っています。
「冷かけ野菜そば」は大きなドンブリには蕎麦の上に野菜サラダ風がドドんと載っていて、味はチト酢が効いたサラダ感覚です。その野菜は胡瓜・人参・モヤシ・赤パプリカ・木耳の細切り。
ぶっかけツユをたっぷり掛け回して、全体を良く混ぜてから手繰り込みます。おお、実にアッサリして食べ易いが、これなら細麺の方が合っているかも知れません(まぁ、どちらの麺も旨いので両方お試し頂ければ)

当店はミシュランガイド2012北海道版「 ビブグルマン」に掲載されていて、冷たい蕎麦はバシッと締まっていながら、そば粉の旨味も楽しめて最高です!
先ほど登場したオジさんも「昨日も食べたんだけど、ここの蕎麦は最高だわ」と仰っておりました。

■配膳されて、「成る程、こう言う風に調理されているのか!」と感心しました(細切り野菜のコントラストが綺麗)

■胡瓜・人参・モヤシ・赤パプリカ・木耳の細切りが田舎蕎麦にタップリと載っています

■お蕎麦の合いの手に大根の醤油漬け。そして薬味は本山葵と水に晒して辛味を抜いた長葱

■野菜と麺を混ぜ込んでから頂くと、ちょっと酢が効いた調味がサラダ感覚となって食が進みます

■やはり冷たい蕎麦の〆は蕎麦湯ですネ! ぶっかけツユをトロトロの蕎麦湯で割ると、実に至福です!

■調味料は七味唐辛子と一味唐辛子で、これは温かい蕎麦でしか使用されないと思われます(冷たいのは、本山葵が合うのでネ)

■客席は、畳の座敷席が二間あって、ここは四人掛けテーブル3卓、隣には八人掛けテーブルがあります

■民家を改装して使っていて、玄関から入ると廊下の先の右側が座敷席になっています

■私が頂いたぶっかけ蕎麦のお品書きは結構充実していますが、季節限定もありますのでご注意を!

■温かい蕎麦のお品書きが結構ある中、「子持ちきつねそば」や「茸とつみれそば」の季節限定が気になります

■余計なアドバイスですが、当店の麺を初めて頂く方は、この冷たい蕎麦から食べた方が良いと信じています

■ここには自店で玄ソバから製粉して手打ちしている事、ツユは江戸蕎麦風に辛めであるとの拘りが書かれています

■以前は、農家の住宅だった筈の民家が蕎麦屋さんになっています。写真右奥には小麦畑が広がっています

■当店へは舗装道路から500m程で、写真に見える砂利道を行く事になりますが、ナビはここで終了に..

来店履歴

2023年08月06日
十勝 芽室町『びばいろ』(3回目の投稿)
2019年07月05日
十勝 芽室町『びばいろ』(2回目の投稿)
2017年03月24日
十勝 芽室町『蕎麦の里 びばいろ』

店舗情報

店名 蕎麦の里 びばいろ
電話番号 0155-62-7970
住所

河西郡芽室町北伏古南12線26

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営業時間

11:30~15:00(なくなり次第終了)

定休日

金曜日(祝日の場合は営業します)

駐車場

いくらでも駐める事が出来ます

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