恵庭市『松㐂/まつき』

恵庭市内で未食の手打ち蕎麦屋さんを探して住宅街をグルグル回るっていると、民家流用タイプの『松㐂』が見付かりました。(お店らしきが一軒も見当たら無い住宅街のど真ん中なので、非常に見付け難い…)

居間と座敷を客席にしてる様で、取り敢えず2名様用のテーブル席へ着席して、お品書きをひと舐め。カレー南蛮と肉そばが候補に上がりましたが、二日酔い気味なので胃袋に優しい方の肉そば大盛りに黄身を追加してもらいました。
その後、お品書きの下の方に稲荷寿司とオニギリが書かれていたので女将さんに聞いて見ると、「ごめんなさい、今日は普通のご飯だけなんです」との返答。少々ガッカリ…

肉そばにタップリと載った具材は、豚肉・卵黄・牛蒡・蓮根・ほうれん草・厚焼き玉子・蒲鉾・長葱で、麺が全く見えておりません。(温かい蕎麦に厚焼き玉子が載るを見たのは「おかめそば」あるいは「五目そば」以来ですかね…)
醤油の角が感じられない、優しい味付けの蕎麦ツユで煮込まれた豚肉と牛蒡が、食べても食べても無くならない…
大盛りにした蕎麦は幌加内産をメインにして打った二八の中細麺。入店前は「目立たない場所で営業している手打ち蕎麦店は、太目の田舎蕎麦が多い筈」と早ガッテンしていたので、ちょっぴり肩透かしを食らいましたが、麺の量も多くて完食時には満腹至極！

親切な女将さんがお客さんにアレコレ気を遣っていて、久々の地元密着型でアットホームなお店でした。