札幌市中央区『三平』

某ボランティア参加の前に腹拵えをするお店はA,B,Cと候補がありましたが、だんだんと時間が押し迫り、目的地に近かった味噌ラーメン発祥『三平』に15年振りに入店です。(当店は大型文房具店ビルの4階にあります)
店内の様子やメニューには大きく変わる事はないのですが、スタッフが三代目になっています。(初めての入店した40年前は、創業者がおりましたが、アッと言う間の世代交代…私も歳をとる訳ですわ…)

着席すると直ぐに注文を聞かれるのは変わってなくて、辛味噌ラーメン「鉄火麺」と焼売二個をオーダー。
ここは作るのが早くて、混んでいても5分以内で着丼です。
ラーメンドンブリは中華そばに使われている様な小さ目で、麺や炒め野菜との全体量が他店と比べて多くは無いので、ライスか焼売を追加するお客さんが多い。(お隣の七十代の二人連れはライスを分け合っていました)
豚骨主体で鶏や野菜からも抽出した旨味がのったスープに辛味噌(当店では鉄火)ダレが合わさった、かなり熱い旨辛スープなので、最初は鈍行の食べ進め。こんなに辛かったかなぁ～、と愚痴りながらチョット食べ進むと、ペースが段々と上がり、テープルに常備されている辛味噌を足す余裕。
麺は当店独特の食感がある中細の縮れ麺で、札幌麺の様に黄色くはありません。炒め野菜はシャキシャキなので、同じ札幌ラーメン元祖系の『純蓮』とは真逆です。
最終的には額に汗を滲ませての完食だったので、店外に出て暫くは外套を羽織らずに汗を鎮めました。