厚真町『中島食堂』

長男家族と門別方面へ馬を見に行く途中、ナビ設定をミスって厚真町でお昼時を迎える事になっちまった。
この町へは名物となっている「あづまジンギスカン」を買いには来るが、お食事となると一度だけ『中島食堂』しか入った事が無かったので、そこへ向かった。(当店は明治43年に創業の老舗)
13時15分に入店すると、ほぼ満席の店内では皆さんがお食事中だった。
注文を聞きに来た女将さんから「海老とご飯ものが切れてます」と先制パンチを食らい、私の狙いは蕎麦とミニ丼のセットだったのに…

🔳屋根に掲げられた看板には堂々と「創業明治四十三年」と書かれている。この町ではかなりの古株なんでしょうネ!

🔳厨房へ入る入口にも、例の「創業明治四十三年」と良く目立つ小豆色の暖簾に書かれていた

🔳退店時に写した写真なので、L字型カウンター席にはお客さんが見えないが、入店時は席が埋まっていた

🔳私達が案内されたのは畳の部屋のテーブル席で、これは珍しいですよね。食事後の写真なので、お客さんは帰られた後…

🔳冷やしたぬきそばも候補に上がったが、とり天ざるそばの方に気持ちが動いた。長男が「とり天ぶっかけ」を注文したからかもネ

🔳女将さんからご飯ものができないと言われてがっかりしたセットもの。これがあれば断然「Aセット大盛り」が選ばれた筈だ

気を取り直して選んだのは「とり天ざるそば」の大盛りだ。
蕎麦は平打ちの黒っぽい田舎そばで、歯応えは柔か目に茹で上がっている。北海道の田舎そばに多い塩っぱく無い蕎麦ツユなので、麺をタップリと浸して手繰り込む。(個人的には、もう少し歯応えが欲しかったな)

四角い木枠セイロに盛られた蕎麦は、見た目的にはそれ程の量ではないと高を括っていたら、これが手繰っても手繰ってもなかなか減らないのだ。
蕎麦にはタップリと刻み海苔が載っていて、嫌いでは無いが麺にたくさんへばり付いてきて啜り難い所が問題だよね。

🔳真四角の木枠セイロって珍しいですよね。ここは最初からそば湯が出されるやり方だけど、冷めるから後出しにして欲しい所です

🔳見た目的には麺が木枠から上にはみ出していないので、量的にはそれほどでも無いと思ったが、他店の大盛りよりも多かった

🔳きっと二八くらいで打たれていると思われる平打ち麺。蕎麦の分類的には田舎そばと言われるのでしょうね?!

🔳ネギと山葵を麺に載っけてから一気に啜り込む。う〜ん、茹で加減が柔らかいので食べ易いが、ある程度の歯応えを期待していた脳が…

🔳麺に刻み海苔が張り付いて来て、これを啜ったらモソモソして食べ難かったな。個人的には海苔は不要なんです

鶏の胸肉を使ったとり天を一口噛んでビックリ、見た目以上のサックリ感! きっと揚げた時にサックサクになる粉を研究したのでしょうかね?!…
三枚のとり天が厚くて食べ応えがあった事もあり、この蕎麦好きがやっとの思いで完食できた。
満腹にも関わらず〆のそば湯を一杯頂いてからご馳走様をしたが、これからまた運転をする事を思うと気もお腹も重かった。

🔳とり天だけだったらチト寂しかった筈だが、野菜が二種類付いていたので見映えも良く、食欲も上がった!

🔳とり天には天ツユをタップリ含ませてパクリ。ツユに浸っても衣がサックサクなのには驚いた。こう言う揚げ方もあるんだな

🔳お腹が一杯になっていたのに、蕎麦好きとしてはコレを飲まないと食べ終わった感じがしません

来店履歴

2023年08月29日
厚真町『中島食堂』
2020年10月30日
厚真町 『中島食堂』

店舗情報

店名 かねなか 中島食堂
電話番号 0145-29-7125
住所

勇払郡厚真町京町16

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営業時間

11:00~15:00

定休日

不定休(Facebookにその月の定休日を掲載。日曜日が多い)

駐車場

道路を挟んだ店舗横側に共同駐車場 4~5台分

公式アカウント
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