札幌市中央区『清流庵』(2回目の投稿)

居酒屋とイタリアン・レストランの間の路地奥にあって、非常に分かり難い場所の手打蕎麦店、『清流庵』へ一番乗りで昼食を頂きに参りました。
三年前の前回は、冷たいさらしなそばと温かい十割そばを頂いたので、未食の二八「もりそば」と、気になっていた「信田うどん」を注文。今回も欲張って二品頂きます。

注文を通した直ぐ後に供された、紅い切子グラスに入った甘酒を飲み干した頃合いに、二八の「もりそば」が到着です。見た目でも分かる通り、しっかり締まった中細麺。これを、もり汁にタップリ浸してズルズルっと。うん、こなれた「かえし」なので醤油の角がありません。
「もりそば」なので、忙しく箸を数回動かすとアッと言う間にザルが空になりました。そば湯を飲みながら「信田うどん」を待ちます。

「信田うどん」を食べるのはいつ以来か、昔過ぎて数えられませんが、名古屋で頂いたお店のお品書きでは、確か「志の田うどん」の表記と記憶します。(「しのだ」については、うどんも含めて色々な表記がある様です)
油揚げと長葱が具材で載った、薄口のうどん汁が標準スタイルの様で、私には甘めに炊かれた油揚げが美味しかったです。(油揚げが大好きで、特に関西風の味付けで炊かれたのには目がありません)

そばとうどんの二品を完食すると、さすがに腹パン状態。前回は、食後に「そば ぜんざい」が出ましたが、今回のサービスは食前の「甘酒」だったので、ある意味ラッキーでした。(もう何も食べられない状態…)
お品書きの値段が3年前とほぼ同じだったので、お会計の際に「全然、値段が変わって無いですネ」と言うと、木訥で誠実な感じの店主からは「はい」とだけ返事がありました。

■いつもは天ぷらや肉が入った種物を食べる事が多く、シンプルな「もりそば」を頂くのは久し振りです

■キッチリ締まった二八の中細麺は喉越しが良いので、勢い良くズルズルっと手繰ると、アッと言う間にザルから消えてしまいます

■薬味の長葱(ちゃんと水に晒してある)と大根おろしを添えて啜ると、新そばらしく風味が実に良い!

■別誂えのチョット白濁したそば湯は、品の良い土瓶で供されました(これ、欲しいわ…)

■見た目で「これは旨そう、そして関西を感じるわ」と思いました。そう、味付けは、関西風に近いと思います

■少しだけ甘めに煮られたお揚げさん、長葱、カイワレ が具材ですが、以前食べたのには、蒲鉾が入っていました

■少しくすんだ色をした中太麺は手打ちじゃ無いと思います。コシはそれ程感じなく、チュルンチュルンとした食感でした

■お冷や・お茶・お絞りと、切子グラスでサービスされた甘酒が供されて、一息吐くとお蕎麦が運ばれて来ました、うん、良いタイミング!

■「冷めん」のお品書きは、3年前に訪問した時と全く同じで。値段まで変わらないとはビックリ(消費税の増税の影響もナシ)

■「温めん」のお品書きの方は、かけうどんが無くなって、その代わりに冬季限定の鍋焼きが入っていました

■入口から入って直ぐの所からパチリ。店内は大工さんの仕事では無く、どうも店主が手掛けた様な気がします

■手前側のビルがイタリアンレストランで、緑の板張りが居酒屋。その間の路地を辿ると、お店が現れます

■小体な民家に暖簾が掛かっています。この路地の右奥が一台分の駐車場ですが、ここを上手に通るのは難しそう(店主は、普通車でも全然大丈夫と仰っていましたが…)

 

来店履歴

2020年10月01日
札幌市中央区『清流庵』(2回目の投稿)
2017年04月12日
札幌市中央区『清流庵』

店舗情報

店名 清流庵
電話番号 011-640-7711
住所

札幌市中央区南3条西22丁目2-11

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営業時間

11:00~15:00 18:00~22:00

駐車場

店の横に1台分(駐め難いかも)

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