札幌市清田区『松栄庵』(4回目の投稿)

先月『松栄庵』へ訪問した時に、「12月には福井在来種の新そばが届くよ」との店主から誘い文句があったので、そろそろ良い頃合いかとお出掛けしました。
シンプルに蕎麦の味を楽しみたかったので、具材が無い「もりそば」の注文ですが、ここは大盛りが出来ないのでチョット足りません。そこで、伝家の宝刀「ミニ天丼」を付けました。(久々なのですが、以前は色々な蕎麦にセットして楽しんだ大好きな一品です)

お膳に「もりそば」のセットだけではなく、天丼やお新香が載っていると、若干ながら豪華に見えます。
セイロには新そばらしい緑がかった中細麺がさらさらっと盛られていて、一口分をそのままで食べるとシャキッと締まって程よい歯応えがあります。熟れた「かえし」のつけ汁へ潜らせて啜り込むと、スルスルっと喉奥へ滑って行く。あれまぁ、これは好いぞと連続して手繰り込みますが、長葱と山葵の薬味が邪魔になり、完全放棄。う~ん、これは味よし風味良しですネ!

店主曰く、「本日の蕎麦は福井在来種6割と摩周そば4割。甘皮を完全に剥がして碾いている」から綺麗な色味になるとの事。

アッと言う間に蕎麦を食べ切ってからミニ天丼に手を付けます。ここの天ぷらは揚げ具合がサックリとしていて、かつタレが甘過ぎずないのが私好みです。(北海道の天丼あるある;タレが甘めのお店が結構あって、他県の人には嫌われる事も…)
後客の四人組のおじさん達が「大きな天丼、小蕎麦付きで」との注文に、なる程、それも有りだなと納得です。

お会計の際に「12月収穫の茨城在来種が1月に入るよ」と、また店主のお誘いがあったので、早々にスマホのメモアプリへ入力して置きました。
帰途の運転中、茨城在来種はかの有名な「常陸秋そば」かも知れないと思い、このコロナ禍ながら来年に楽しみが出来た事は、実に有り難かったです。

■もしも「もりそば」しか注文していなかったら、この大きくて綺麗な紅のお膳が寂しかった筈です…ミニ天丼の器のお陰で全体が綺麗に見えますネ

■綺麗な緑色がかった蕎麦は綺麗に切り揃えられていて、セイロにきっちりと盛られています。これも技ですよネ!

■見た目でも分かりますが、衣がサックリとしていて専門店の様な揚げ上がり。天ツユもアッサリながらコクがあって、ご飯がガンガン進みます

■箸で中細麺んを持ち上げて見ると、緑がかった麺がシャッキリ。そのまま啜ると良い歯応えで、かつ良い風味を感じました

■写真用に蕎麦猪口へ蕎麦を投じて、薬味の長葱と山葵を少量ずつ載せて頂きましたが、この新そばには薬味が必要が無いと、直ぐに分かりました

■私が一番乗りだったので、この若干ながら白濁したそば湯は茹で汁では無いと思われます。今回は、ミニ天丼があったので一杯だけ頂きました

■当店にはカウンター席がありませんので、一人で入店すると八人掛けのテーブル席に座る事になります(このご時世なので六人掛けでした…)

■私が座ったテーブル席から振り返って、奥側にある座敷席を見たアングルです。紅い座布団の色味が綺麗ですネ!

■私が座った席から入口側を見たアングル。この寒い季節になっても、コロナ禍の対処で入口から二つの木製のドアは開けっ放し…

■創業から二十七年になりますが、いつも暖簾は真っ白に保たれています(手打蕎麦店に比べてラーメン店の暖簾は、汚れが目立つよネ…)

■12月中旬になると、札幌の空はチョット晴れたかと思うと、直ぐに曇ったり白い雪が舞ったりで、気まぐれの天候になります

来店履歴

2024年02月27日
札幌市清田区『松栄庵』(17回目の投稿)
2023年12月28日
札幌市清田区『松栄庵』(16回目の投稿)
2023年09月28日
札幌市清田区『松栄庵』(15回目の投稿)
2023年08月12日
札幌市清田区『松栄庵』(14回目の投稿)
2023年01月03日
札幌市清田区『松栄庵』(13回目の投稿)
2022年08月04日
札幌市清田区『松栄庵』(12回目の投稿)
2022年03月03日
札幌市清田区『松栄庵』(11回目の投稿)
2022年01月14日
札幌市清田区『松栄庵』(10回目の投稿)

店舗情報

店名 松栄庵
電話番号 011-886-0855
住所

札幌市清田区真栄4条2丁目19-3

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営業時間

11:00~16:00(売れ切れ仕舞い)

定休日

火曜日、第3月曜日、祭日の時は営業

駐車場

店前に7台

公式アカウント
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