今月オープンした担々麺専門の『椒/イタダキ』へ初訪問。場所は鶏出汁ラーメンが美味しかった『すすり』跡で、内装はほぼ前と同じ感じです。
事前にお店をチェックしていたので、券売機で即「濃厚トマトチーズ担々麺」を購入。しかし、いざ辛さのボタンで、「悶絶」か「激辛・激痺れ」にするか指先が迷っていた。「悶絶でも大丈夫な筈」とインスタのフォロワーが自らの体験で教えてくれていたのですが、その辛さの所為で休火山化していた「いぼ○」が騒ぐと不味いので、ここは穏便に「激辛・激痺れ」を選択しました。
配膳されたドンブリを覗くと、紅色が強めのスープに大量の胡麻と辣油が浮かんでいますが、それ程辛さや痺れを感じません。いざ、レンゲで一口啜って見ると、ガツンした痺れが口内に広がって来て味が分からなくなったので、お冷をひと口。コイツは痺れ重視の調合と判明し、多少の緩和を求めて花椒の酢を数滴垂らしてからがっつきました。(花椒の痺れが強過ぎて、花椒酢のアッサリ化は失敗…)
中細ストレート麺が私好みの硬茹でで、そこへ肉味噌・砕かれたカシューナッツや擂り胡麻などが纏わり付いて来て、何とも言えぬ芳ばしさに食欲中枢が俄然目覚めます。
これくらい花椒が主張していると、チーズやトマトが花椒ワールドへ引き摺り込まれるので、混ぜないでレンゲで保護して麺と絡める作戦へ。
半分ほど食べ進んだ時に、温玉をパカーンと割って大好きな黄身を麺と合わせて啜ると、辛味や痺れがかなり緩和されてニンマリ。
麺を平あげた時、スープが結構残っていたのですが、口中の痺れ感が「いずい」ので、ここでご馳走様!
担々麺は肉味噌やナッツ類がスープの底に残る事が多いので、穴開きレンゲを用意して頂ければ有り難かったですネ。

■「激辛・激痺れ」にしたのでスープには大量の辣油が浮いて、全体が紅っぽくて辛そう!

■温泉卵は別の器で供されました。最初から入っているよりも、自分のタイミングで入れられるのでベターです

■味玉をドンブリに入れても六分目くらいまで待ってから、黄身をパカーン! 左の花椒酢を数滴垂らしたが、花椒の痺れに負けました…

■粉チーズとトマトが見えますが、花椒が効き過ぎなので、混ぜ込まずにレンゲに掬って麺とマッチングして頂きました

■三つ葉の下には肉味噌が隠れていて、これが結構な量があり、麺に絡んで来て旨さ倍増です

■硬めに茹で上げられた中細ストレート麺が旨い、小麦粉が良いのかマジ旨い!

■左がぶどう山椒の酢、右が赤山椒の酢で、右端は花椒の粗挽き(このミールが良く挽けなかった…)

■当店はカウンター席のみで10席あります(店内は『すすり』の時から少し内装を変えています)

■担々麺の食べ方と、テーブルにある二種類の酢の説明書きです

■当店では、食べたラーメンをインスタへ投稿すると、食後に杏仁豆腐がサービスされます

■当店の肉味噌、辣油、一味の拘りが書かれています(特にラー油に力が入っています)

■当店の山椒(花椒)は本場四川省の「漢源花椒」と国産の「ぶどう山椒」を使っています

■入口の脇に掛けられていたメニュー。今後は担々麺以外も提供すると聞いています

■ススキノから中島公園方面へ歩くと、以前、淡麗ラーメンで名を馳せた『すすり』跡に『椒』が現れます
来店履歴
- 2019年06月19日
- 札幌市中央区『椒/イタダキ』
店舗情報
店名 | 麺や椒/いただき |
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電話番号 | 011-252-7240 |
住所 |
札幌市中央区南8条西3丁目7-40 |
営業時間 |
11:30~22:30(L.O22:00) |
定休日 |
不定休 |
駐車場 |
無し(店舗の道路向かい側に有料駐車場あり) |
公式アカウント |