札幌市南区『塩屋』

札幌市から名湯定山渓へ向かう途中で、旧国道へ曲がって住宅街の細い道を入って行くと、大きなロッヂ風民家でうどん店と塩の製造を行う『塩屋』が現れます。(分かり難い場所なのでナビを信じて参りましょう)
店舗の手前には何やら不思議な櫓っぽい建物があり、そこで日本海側の八雲町熊石で汲み上げた海洋深層水で天日塩を精製して、主にうどん用に使用して一部は販売しています。

さて、私の注文はメニューを見て即座に気に入ったカレーセットに玉天トッピングです。これは、温かいうどんと冷たいのが一度に食べられる事と、メニューの写真から窺えたスープカレー風の感じが刺さりました。
実際に、素揚げしたカボチャ・ナス・ズッキニーなど和風カレーうどんには無い具材とスパイス感があるスープが実に美味しい。四角い切り口の太麺は讃岐よりもコシがやや緩やかですが、このカレーに合っています。(博多うどんよりは締まっていて、大阪うどん程度か…)
セットのもう一つは、大根おろし・鰹節・長ネギが載ったぶっかけうどんで、レモンを絞って全体を混ぜてガバガバっと啜ると、やはり冷たい方も讃岐よりコシが柔らか目で非常に啜り易い仕上がりです。温冷どちらも小麦の旨味が引き立っているのは、自家製の塩が一役買っているのでしょうネ。

同行した相方が頂いたのは梅わかめうどんです。
お品書き通りの具材に加えて、ピンクに染まった茗荷に大葉と長ネギの具材で、見た目にも夏に向かった季節に相応しい感じがします。また、具材の内容からも殿方が二日酔いの時に効果を発揮すると確信しました。

■カレーうどんとぶっかけの両方が配膳されると、喜びがグイ〜ンと湧き出てきます!(温冷の両方が食べられるメニューは珍しい)

■スープカレーの様相の具材は実にカラフルで、見た目だけで旨そうです!

■ぶっかけには、玉天と天カスを加えてから例の如く一味唐辛子をごそっと掛けてから頂きました

■大きな丼には清涼感がある「梅わかめうどん」が盛られています。量が少なそうに見えますが量は充分あります

■う〜ん、実にアッサリ感があって、茗荷を調味したピンクが何とも良いポイントになっています

■ビニールカバーの関係で見難いですが、このセットメニューが充実しています

■タップリと食べたい方や、複数人でシェアーする時はこの塩屋定食が最適です

■サイドメニューとして、こんなお品書きもありました

■テーブル卓(22席)がずらりと並ぶ店内ですが、別に座敷の6席があります

■テーブル席から外庭を望んだ所ですが、郊外なので緑が濃くて、ゆったりした気分で食事が楽しめます

■ロッヂ風の店舗の入口を入ると大きな玄関があって、民家の様に靴を脱いで客席へ入ります

■塩の精製装置の奥に大きなロッヂ風の店舗があって、エントランスが見えています

■日本海の熊石から海水を汲んで、この櫓に組んだ装置で天日塩を精製しています

来店履歴

2020年01月29日
『塩屋』(2回目の投稿)
2018年06月17日
札幌市南区『塩屋』

店舗情報

店名 うどん山菜 塩屋
電話番号 011-596-5994
住所

札幌市南区簾舞一条5丁目5-41

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営業時間

11:15~14:30  17:00~20:00

定休日

火曜日・第2第3月曜日

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