札幌市厚別区『空のかおり』(3回目の投稿)

コロナ禍の中でお邪魔できていなかった、厚別東『空のかおり』へやっと一年三ヶ月振りに訪問できた。
開店時間の11時30分丁度に駐車場へ駐めて、玄関を入ると「カラ~ン、コロ~ン」とお客さん入店の合図が鳴り、階段の上から「いらっしゃいませぇ~」のハキハキした声が降ってきた。ここの客室は二階なんです。
「お久し振りで~す」と店主と女将さんに挨拶をして、一旦、一番奥のテーブルへ行き、奥からカウンター席側の写真を撮らせてもらった。

■住宅街のど真ん中に、この手打ち蕎麦の幟がはためいていいる。玄関を入ると直ぐ階段があるので、二階の客室へ直行して下さい

■お店の右側に2台分の駐車場がある。満車の時は、お店の方に駐められる場所を聞いて下さい

■一番奥のテーブル席からカウンター席&調理場の方をパチリ。結構広いので、イベントで使われる事もある様だ

カウンター席の端に座りお品書きをサラリと見て、今回は「合い盛の大盛り」と食後の珈琲を注文した。
直ぐに冷たいそば茶とともに「揚げそば」が供され、これを摘みながらカウンターの向こう側の女将さんとお話をしながら配膳を待つ事に。
すると、お客さんが立て続けに二階へ上がって来て、店内に華やいだ雰囲気が漂った。

■これが定番のお品書き。前回の訪問時には無かった「十割かけそば」が追加れてている

■注文が通ったと同時に、揚そばと冷たいそば茶が供された。カウンター越しに女将さんと会話をして配膳を待つ

配膳を見ると、大皿に弟子屈町産「摩周そば/品種名キタノマシュウ」で打った細麺と太麺がタップリ盛られていて、薬味は長ネギ・大根おろし・ワサビで、オマケなのか少量の擂った長芋が付いている。
麺を良く見ると、蕎麦を切った時に出る端っこのいびつな形のものが混ざっている。この部分は幅広なのでキッチリとした歯触りがあって、個人的には好きですネ。それと、太麺よりも細麺の方が量が多い様に見えたが、私の老眼のせいかも知れない。

■大盛りなので大皿にはタップリと二種類の蕎麦が盛られている。少量だが、擂りおろしの長芋は嬉しい

■蕎麦を切った時に出る幅広の端っこ、これが好きなんです。しかし、手前の田舎の量よりも奥側の細打ちが多く見えませんか?

生粉打ち(十割)の細麺にちょいと大根おろしを載っけて、一気に啜り込む。あ~、うんまいわ、熟(こな)れた「かえし」が円やかなのも、この美味さに大いに加担しているな。
ちょっと色黒の太い田舎そば方は、シャキッと締まって歯応えが楽しい。ふた啜り目に長芋を掛ると、チュルンと一息でまれていった。なお、田舎そばが硬くなり過ぎない様に、粗挽き粉で調整していると店主が仰った。なるほど、そのザラつき感で歯が入り易くなるのか。

■蕎麦の薬味で好きな順位は、辛味大根>山わさび>長葱>大根おろし>山葵でしょうか。ここのツユは円やかなので、タップリ浸してもOK

■田舎の太打ちに長芋(とろろ)を掛けて啜ると、ツルンと一気に胃の中へ落ちていった。殆ど丸呑みでした…

■別誂えのトロトロそば湯を二杯楽しめた。やはり、湯で汁よりもこちらのほうが断然美味しい!

美味しいものはアッと言う間に消えてしまって、食後の珈琲とサービスのシフォンケーキ(柚子味)を頂きながら、店主・女将さんと暫しご歓談。(シフォンケーキは色々な味があって、まさかの青汁もあるそうです)
さて、次回は雪解け時季に「煮込み粗びき蕎麦」を頂きに来るお約束をして、ご馳走様しました。

■食後のコーヒーとシフォンケーキ柚子味。久し振りの来店だった事でか、ケーキはサービスして頂いた。ありがたや!

■粗挽きの太い田舎そばと具材を煮込んだ、鍋焼き風のメニューが次回訪問のターゲット。評判が良いので一年中提供しているとの事

来店履歴

2022年04月13日
札幌市厚別区『空のかおり』(4回目の投稿)
2022年01月05日
札幌市厚別区『空のかおり』(3回目の投稿)
2020年09月27日
札幌市厚別区『空のかおり』(2回目の投稿)
2019年05月22日
札幌市厚別区『空のかおり』

店舗情報

店名 そば屋酒 空のかおり
電話番号 011-898-5215
住所

札幌市厚別区厚別東4条6丁目3-1

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営業時間

11:30~20:00

定休日

月曜日・火曜日

駐車場

店の右側に2台(満車の場合はお店にご確認を)

公式アカウント
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