札幌市厚別区『空のかおり』(4回目の投稿)

雪解けが進んで住宅街の道も走り易くなって来たので、ちょっと足を伸ばして『空のかおり』に12月4日以来の訪問です。丁度、開店時間の11時30分に到着したので、一番乗り。
民家の入口で靴を脱いだ時点で、客室となっている二階から「いらっしゃ～い」とのご挨拶が聞こえて来ます。(チャイムのピンポーン音の反応で、二階からご挨拶を頂いている様です)
注文は、このチョット肌寒い雨の日にバッチリ合う「煮込み粗挽き蕎麦」と食後の珈琲。
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■住宅街の中に幟が立っている。駐車場は、右に見える軽自動車の横に二台分ですが、辺りに駐禁じゃ無い場所もあるとの事

■私が座った四人掛けテーブル席から奥側を撮って見た。右奥にはアップライトピアノが見えている

■今回注文した「煮込み粗びき蕎麦」の個別メニュー。鍋焼きスタイルなので、冬オンリーかと思いきや、通年の提供です

■当店のお品書きはメチャ少ないですが、人気は料理がたくさん付く「空のかおりセット」でしょうか

グツグツと煮えたぎる鍋が登場しました。配膳の時に、女将さんから一味の「朱乃一振」は結構辛いですから、と事前告知あり。
具材が良く見えないので探って見ると、鴨肉・椎茸・トマト・牛蒡・人参・ほうれん草・ワカメ・長葱・玉子、そして鍋の上にふんわりと載った鰹節。(未だ隠れていたかも知れないが、湯気で良く視認できなかった)
うんうん、この鍋からは良い香りが立ち上って来ますね～。
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■この写真では鍋焼きのグツグツが見えませんが、かなりの熱さでした(意外と湯気が立っていないんですよね…)

■鍋からはみ出ているのは、人参の素揚げです。網を意識しているのでしょうか? 今度聞いて見よう

■鍋の手前側には熱さの証拠である泡が浮いている。湯気が抑えられているのは、真ん中あたりを覆っている鰹節のお陰だろうか?!

■人参の素揚げを折り畳んでツユに浸し、鰹節を避けて見ると、椎茸・鴨肉・ほうれん草・玉子・長葱が顔を出した

麺を手繰って見ると粗挽きの太打ちが湯気とともに顔を出して、熱々のツユにも負けずにキッチリと歯応えを残している。鍋焼き蕎麦は二年半振りだけど、当店の様な太打ちじゃないと成立し難いよな。うんうん、超熱いけどうんまいわ！
早喰いとしては伸びる前にやつけようとガッツイたが、具材が多いのでいつもより時間が掛かりました。
〆のそば湯を一杯楽しんでから、食後のコーヒーとせとか入シフォンケーキ(サービス)を頂いたが、その頃になると民家の二階はかなりの賑わいになっていた。
帰りしな店主に聞くと、この「煮込み粗挽き蕎麦」は夏場でも注文があるので、通年提供しているとの事でした。是非とも一度はご賞味を！
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■麺をほじくり出すと、ふわ〜っと湯気が漂って来た。麺には幅広の端切れが混在していた(これが入っていると儲けた気分になる)

■後半戦まで温存していた玉子を割って、黄身と麺を絡めて食べた。う〜ん、玉子好きにはこれが堪らないのです！

■温かい蕎麦にもそば湯が付くのは、実に有り難いよネ。別誂えの少しトロリとしたそば湯で割ったツユが美味い！

■食後の珈琲が配膳された時に、サービスのせとかを使ったシフォンケーキもセットされていた。ありがたや！