幕末の頃の江戸蕎麦からあったと言う、卵白のメレンゲを載せた「淡雪」や、当店独自の創作的な「あさりと焼ネギあぶらせいろ」など興味深いメニューを提供する、手打蕎麦『武柳庵』へ久々の訪問です。(2011年迄は『志麻木庵』だった所)
此処は分かり難い住宅街のど真ん中で、ナビに導かれた来たのだが、「近くに来たので案内を終わります」と言われた場所ではこの店舗が見当たらず、5分ほど迷走してやっと辿り着いた。

■開店時間が11時15分とチョット中途半端な設定の中、私が辿り着いたのは11時12分で暖簾上げには間に合った

■此処の特徴である、入口までの細い小径風。『志麻木庵』の時からこの作りだったな
店内は四年前とチョット変わった様な気がした。
お店のオネーさんに案内されたのは、その変わったっと思ったカウンター席に案内された。
晩はつけ麺の「炙り豚しゃぶ野菜」と決めていたが、ランチメニューを見た途端「じっくり煮込んだ炙り豚玉と小そば」のセットものに鞍替えです。
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■案内されたカウンター席の向こう側に見えるテーブル席は、前回(四年前)に座った場所。壁が真っ白で、これもメンテした様な気がする

■カウンターの端に腰掛けた。テーブルへのライトの当たりが結構強いので、写真が撮りにくかったなぁ…

■ランチメニューをチラッと見たら「じっくり煮込んだ炙豚玉と小そば」が目に付いて、速攻で注文

■これが定番のお品書き。「炙り豚しゃぶ野菜」や「あさりと焼きネギあぶらせいろ」など、面白いメニューがある
配膳されてビックリ。炙り豚玉丼が思っていたのと違って実にダイナミック。長~いチャーシューもどきがドンブリからはみ出していて、その脇に大好きな温泉卵(ポーチドエッグか?)と細切りの長ネギ・胡瓜・海苔が添えられている。う~ん、ワイルド感ありあり。
さて、先ずは伸びてしまうとヤバイ蕎麦から。麺は細くもなく太くもなくやや平たい形状で、これがバシッと締まっていて好みの茹で上がり。シッカリしたツユで手繰り込むと、「小そば」と言う事もあってアッと言う間に胃袋の中へ消えた。う~ん、そば好きには小そばはイカンな。なんで「普通盛りで」って注文しなかったのか反省しりき。
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■どどんとしたドンブリがメインに見えるランチセットは、思っていたスタイルよりも、より強烈だった

■ザル自体そのものが小さいのか、一眼見て「あっ、これは普通盛りで注文した方が良かった」と反省した

■此処の蕎麦ツユは本格的なかえしなのでコクがある。ドップリと麺を浸しているが、此処までやるとチョットだけ塩っぱいのご注意です
次はご飯ものですが、ドンブリから垂れているお肉の部分が食べ難くそうなので、はみ出た部分をとっとと齧り取ってやりました。うんうん、これは、角煮風の食感で丁度良い塩っぱさ加減ですわ。
玉子好きは終盤戦まで温泉玉子を取って置くのが常套手段ながら、このドンブリばかりはいきなり黄身を割ってガッついてしまった、
黄身が流れた部分と豚バラに染み付いたタレの相性がめちゃ良くて、これまたアッと言う間に空に。
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■メニュー名に「炙り豚」と言う名が付いているので、豚丼のお肉の様な感じだと思っていたが、見た目が煮込みチャーシューの感じ

■温泉玉子と言うよりもポーチドエッグっぽい白身の出来具合。やっぱり黄身は旨さ倍増の力になった

■〆はやっぱりそば湯ですが、茹で汁を使っているので、一番乗りの入店だとお湯の様な感じだった…
来店履歴
- 2021年10月07日
- 札幌市西区『武柳庵/ぶりゅうあん』(2回目の投稿)
- 2017年03月26日
- 札幌市西区 『武柳庵/ぶりゅうあん』
店舗情報
店名 | 武柳庵/ぶりゅうあん |
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電話番号 | 011-717-4343 |
住所 |
札幌市西区八軒8条東2-4-21 |
営業時間 |
11:30~15:30 (L.O15:00) |
定休日 |
月曜日 |
駐車場 |
店前7台 |
公式アカウント |