長沼町『ほくほく庵 』

札幌市からちょっと行った長沼町の国道274号を走っていると「←この先500m 手打ちうどん ほくほく庵 」の看板が現れ、いつか行ってやるぞと思い続けて幾星霜、やっとの初訪問です。
畑の中の広い駐車場へ開店の11時前に到着したが、数台の車が駐められていて、先客は車に居ないので既に入店している様だった。
入口の写真を撮っていると、車がドンドンと押し寄せて来たので、慌てて入店した。

■店前の広い駐車場へ車を駐めると、入口の看板に「営業中」と書かれてる。そうか、先客の車には誰も乗っていない筈だわ

■コンテナを改造した様な外観の店舗に、暖簾の幅を見ても分かる様に狭い入口があった

カウンター席へご案内されるやいなや、昨晩20分掛けて吟味した「釜揚げてんぷら」とコール。その後にあちこち見渡して、トッピングの張り紙でも無いか確認したが、残念ながらトッピング好きは諦めた。せめて、温玉か玉子天ぷらがあったら嬉しかったんだけどな。
カウンター席の窓からは広大な農地が望めて、うどんの配膳まで飽きもせずに眺めていた。
あれれ、入店5~6分で満席になって、どうやら外で待つ人も出て来た様だ。

■味のある書体で書かれたお品書き。夏の時季ならば、恐らく冷やしたぬきの大盛りが選ばれる筈(こお品書き以外ににトッピングらしきは見当らなかった)

■カウンター(7席)は窓に向いているので、外の風景が楽しめる様になっている(この投稿時点では、辺り一面雪景色かと…)

■カウンター席横の6人掛けテーブル席。この他に2人掛けと4人掛けのテーブルが一卓ずつある

配膳されたお盆を眺めると、熱々の釜揚げ湯とうどんから濛々と湯気が噴出している。薬味は万能葱・大根おろし・おろし生姜で、つけ汁は温かなヤツ。
天ぷらの種をチェックすると、サツマイモ・カボチャ・大葉・海老と意外とシンプルだった。麺を大盛りにしなかったのが敗因(?)になるかも。しかし、トッピングはあったほうが絶対に良いよなぁ、としみじみ思ってしまった。
釜揚げうどんのドンブリを見ると、湯気が止まる様子もなく写真が撮り難い。

■お膳にはイイ感じでうどん・天ぷら・薬味・ツユが並んでいる。そう、見ただけで既に美味しさを感じている

■濛々と湯気を上げる釜揚げうどん。この量だったらアッと言う間に食べ尽くしてしまうかもねと思ったが、意外に量があった

■天ぷらは5種類のタネなので、冷やし納豆うどんや玉子とじうどんなどに追加しても良いのかも…(天ぷらの単品はあるのかね?!)

■釜揚げうどんは、麺は勿論のことツユの味が大切だよね。薬味を入れながらのシンプルな食べ方なので、ツユが旨くなくては!

ドンブリから極太うどんを引っ張り上げたら、思いっ切り腕を上げても端っこが出て来ない。無理やりつけ汁の猪口へ押し入れたらピチャッと汁へ跳ねて入って手に掛かってしまった。ああそうだ、麺は猪口へ横移動で引っ張り入れるのだと思い出した…
極太麺は硬くなく柔らか過ぎず丁度よい歯応えで、まろやかなツユを纏ってスルスルっと胃袋へ落ちて行く。シンプルながらこんなに美味いなら、天ぷら無しの大盛りの方が良かったかと一瞬頭を過ぎったが、いざ、天ぷらに手を付けると「そば、うどんには絶対的に天ぷらが合うよなぁ~」と前言を覆した。

■最初は、うどんを箸で上の方へ持ち上げてしまったけど、横移動でツユの猪口へ滑らせて入れるのが正解だと思い出した

■うどんはしっかりツユに浸して、そこへ大根おろし・万能葱の薬味を投じて、さらに一味をパラリと振って、一気に啜り込む。あ〜、うんまいわ

■サックリと揚がった海老天。「てんぷら」の盛りには必ずと言っていいほど入っているが、個人的には、季節の野菜の方が有り難いが…

大満足で外へ出ると、未だ11時26分なのに駐車場は満杯で、お店に入れない方が車内で待機していた。いやはや、噂通りの繁盛店だわ。

■広い駐車場に車が並んでいる。店が満席なので、入店待ちの方は車の中で待機する事になります

■真っすぐ伸びた一本道の農道の脇にお店があります。初訪問時にはナビがなければ到着しないでしょう…

 

来店履歴

2021年12月20日
長沼町『ほくほく庵 』

店舗情報

店名 ほくほく庵
電話番号 0123-88-1614
住所

夕張郡長沼町西4線南5

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営業時間

11:00~14:00

定休日

土・日・祝日

駐車場

店前に10台ほど

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